ブラインドからのぞき見た世の中 : May 31, 2025 @ 16:46
ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.442『民あっての国ぞ』
えー、さてー、このまま梅雨にはいるんじゃねーか??と、気候的に雲行きがあやしく、、、ナンともビミョーな感じになっているトーキョーの今日このごろ、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
それにしても、大川原化工機の冤罪の件。
東京高裁が警視庁公安部と東京地検の捜査を違法と認め、
都と国に1審とほぼ同額の約1億6600万円の賠償を命じたとのことで、
国に対して全面的に勝訴となりましたね。
特に今回に関しては、
亡くなった方もいるのでホントにヒドい。
昭和の特高じゃないんだから。
捏造はありえないですよ。
捏造といえば、
袴田巌さんの件も、
結果的に捏造していたってコトですからね。
先日、鈴木馨祐法相が姉のひで子さんに直接謝罪したとのコトで、
コレで、いちおう、まだですけれど、
いちおういったん区切りがついたといっていいでしょうね。
おふたりがご健在のうちに、
決着がついたのは良かったとおもいます。
とはいえ、
約60年ものヒトの時間をムダにしてるワケですから、
ホントなら謝罪じゃすまないですよ。
しかも、じゃあ真犯人は?ってコトにもなりますしね。
いや、しかしホント、
ヒトの人生をナニもカモ壊す行為なので、
捏造したヒトこそ裁かれるベキなんですけれど。
まあ、まずは現状の捏造問題にいったん終止符を打たれたコトは、
うれしいニュースだったとおもいます。
そんなワケで、
ひきつづき令和のコメ騒動。
農林水産大臣が、
小泉のシンちゃんに変わっても、
いまだザワザワしてますねー。
民主党のタマキングのエサ発言はどうでもよくて、
基本は、おいしいコメをお手頃価格で!
ということなんだとおもいますよ。
だから、
「安ければ良いってもんじゃない」発言も、
いまこの時期にアホか!?ってなるワケで。
いまはとにかく安くするのが必須。
いままでのやり方がもう通用しないのに、
むりやりそこにハメようとするから、
おかしなコトになってるんじゃないですかね。
タイトルの「民あっての国ぞ!」とは、
漫画版『風の谷のナウシカ』に出てくるコトバなのですが、
映画版とは内容がちがうものなので、
まあ、そこは読んでいただくとして。
簡単に説明すると、
トルメキアと土鬼諸侯国連合の紛争が大規模になりはじめ、
土鬼(ドルク)の領土に侵攻してきたトルメキア軍に対して、
土鬼の皇帝が自身の領土内にて瘴気の兵器を使用する決定に対し、
土鬼の諸国のリーダー的僧侶が皇帝の使いに放ったコトバなんです。
わかりやすく言うと、、、
自身の領土内に侵攻してきた敵軍に対し、
国のトップが自分の国で核兵器をつかうことを決めたようなもんなんですよ。
古くは第二次世界大戦終戦後の国体をまもるだけを考えた日本政府、
というか日本軍みたいな話がありましたが。
国体というのは国の体裁とか、そんな意味です。
基本的に政府というのは国民無視で、
国体ばっかりになってしまいがち。
というのは、
前回の『クニとコメ』でも減反政策のおハナシを出していましたけれどね。
まあ、今回の小泉のシンちゃんに関していえば、
いちおう向いているのは国民の方なのかなー、、、
という感じ(に見えている)なので、
いったん様子見です(笑)。
と言う感じで、
令和のコメ騒動、、、もちろん年金の実質増税をふくめた経済政策もですが、
結局南極、民あっての国なので、
まずはたのむから民のコトをかんがえた政策を打ち出す党はいないのか!?
とワタクシはおもってしまいましたけれど、
みなさんは、どのようにかんがえますか?
忌野清志郎「ラクに行こうぜ」
旅路 良
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