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Movie Life : November 24, 2010 @ 19:58

MOVIE LIFE 034 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 034
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(原題:Harry Potter and the Deathly Hallows Part I)』




ついに最終章の幕が!


□ストーリー

ハリー、ロン、ハーマイオニーが大きな危険の伴う使命に取り組むところから始まる。
それは、ヴォルデモートの不死と抹殺の鍵である『分霊箱』を見つけ出し、破壊することだ。
ホグワーツの先生たちからの指導も、ダンブルドア校長の保護もなく、3人にはそれまで以上に互いを信頼し合うことが必要になる。だが、彼ら自身の中に潜む闇の力が3人を引き裂こうとしていた。


一方、魔法界は闇の帝王と戦う者たちにとって危険な場所になっていた。いつ起こるかと長年懸念されていた戦いが始まり、魔法省も、ホグワーツでさえも、ヴォルデモートの死喰い人の支配下におかれ、彼らに刃向かおうとすれば誰でも捕まる恐れがある。
そんななかでも、彼らの手にまだ入らないのは、ヴォルデモートにとって唯一無二の価値があるもの、ハリー・ポッターである。“選ばれし者”ハリーは、死喰い人から追われる身となった。ヴォルデモートが彼らに与えた命令は、ハリーを生け捕りにすることだ。


ハリーの唯一の望みは、ヴォルデモートに捕まる前に分霊箱を見つけることだが、手がかりを探しているうちに、彼はある古い、そしてほとんど忘れ去られた物語に出会う。その“死の秘宝”の伝説が事実ならば、ヴォルデモートが探し求めている究極のパワーを手に入れてしまう可能性がある。


ハリーはまったく知らないが、彼の未来は彼自身の過去によってすでに決められていたのだ。“生き残った男の子”になった、あの運命の日に。
もはやただの“男の子”ではないハリーは、ホグワーツに初めて足を踏み入れた日から準備してきた任務、つまり、ヴォルデモートとの最終的な戦いに、かつてないほど近づいていく──。





□オレ意見
評価:☆☆☆(満点は5個)


回をおうごとに、”つまらなさ”が増してしまった『ハリーポッター』シリーズの映画版最終章となる今作。


まずは、結論から言うと前作の『謎のプリンス』よりは面白かったとは思うが、PART1とPART2に分ける意味があるのかどうかは分からない。。。
分けるのであれば、別の話をやった方がよかったかな。


“つまらなさ”が増してしまった理由のひとつに「リアル感の方が強くて、ファンタジー感が少ない」という部分があると思うのだが、今回もちょっと人間臭いというか、魔法使い臭い感じがあり、話が暗い。


ダニエルもルパートもエマも、みんな歳を取ってしまったので、あの微笑ましい感じだった前半のファンタジー映画にもどすのは難しいのかも。


オトナになるってそういうことなのね。



ま、PART2というか、終わり方に期待しよう。






2010年11月19日、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!


『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』





監督:デヴィッド・イェーツ

出演:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン/ヘレナ・ボナム=カーター/ロビー・コルトレーン/トム・フェルトン/レイフ・ファインズ/ブレンダン・グリーソン/リチャード・グリフィス/ジョン・ハート

原作:J・K・ローリング

脚本:スティーヴ・クローヴス
撮影:エドゥアルド・セラ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
配給:ワーナー・ブラザース映画


公式HP:http://harrypotter.warnerbros.co.jp/hp7a/





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