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Tokyo News : December 22, 2010 @ 05:10

17年間の歴史に幕を閉じる──「恵比寿ガーデンシネマ」が休館



1994年10月の開館以来、17年間にわたり世界各国の秀作を上映しつづけ、ミニシアターブームの最先端をになっていた「恵比寿ガーデンシネマ」が、2011年1月28日の上映をもって休館することが決定した。


小さい映画館ながらも、ゆったりした館内に座り心地の良いシート、広くて採光の素晴らしいロビーを兼ね備えた上質な空間として、つねに話題になっていた名物映画館。


ロバート・アルトマン監督の『ショート・カッツ』で開館し、その後も『ボウリング・フォー・コロンバイン』や『スモーク』、『モーターサイクル・ダイヤリーズ』など数々の大ヒット作を上映し、多くの映画ファンを育てた有数の劇場でもある。


なかでもウディ・アレン監督の作品は最多上映で、ウディ・アレンと言えば恵比寿ガーデンシネマと代名詞にもなるほど人気を博した。
何の因果か、最後の上映作品もウディ・アレンの監督の40作目となる『人生万歳!』。

まさに記念碑的な作品とともに17年の歴史に幕を閉じる。



2011年1月15日からは、”17年間ありがとうございました。『恵比寿ガーデンシネマ・ベストセレクション』”と題し、過去のヒット作を連続上映する。

『ウディ・アレンの夢と犯罪』、『マッチポイント』、『さよなら、さよならハリウッド』をふくむ15本が上映予定だ。


『恵比寿ガーデンシネマ』で、あなたの映画の思い出をつくろう。





2011年1月15日(土)-2011年1月28日(金)

“17年間ありがとうございました。『恵比寿ガーデンシネマ・ベストセレクション』”




詳しくはコチラ
http://www.kadokawa-gardencinema.jp/yebisu/taiki.html



□恵比寿ガーデンシネマ興行収入ベスト10
01. ボウリング・フォー・コロンバイン
02.スモーク
03.モーターサイクル・ダイヤリーズ
04.リアリティ・バイツ
05.ロッタちゃん はじめてのおつかい
06.ショート・カッツ
07.グッバイ、レーニン!
08.17歳のカルテ
09.セントラル・ステーション
10.デッドマン・ウォーキング




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