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Editor's Eye : March 22, 2011 @ 22:21

地震で自信を!



このたび、東北・関東大震災、および長野中越地方大地震、静岡・東海地方地震にて、災害にあわれました方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族のみなさまに対し、ふかくお悔やみを申し上げます。

また、被災地の復興へ向けて、日夜とわず尽力をされている各関係各所さまにふかい敬意と感謝の意を表します。

現在も連絡の取れない、安否確認の取れない方がいらっしゃるご家族、ご親族、そしてご友人の方々は、さぞ不安の日々を過ごしておられることと思います。
かさねて、みなさまのご無事をふかくお祈りいたします。



2011年3月11日の大地震から1週間が過ぎました。

個人的には、ツイッターやら、facebookやらでいろいろとしすぎるくらいコメントをしていたのですが、じつは”TYO magazine”としては、遅すぎる正式なコメントということになるのです、、、何をコメントしたらいいのやら悩みます。。。


1週間経った現在も、テレビ、新聞、インターネットをはじめとしたさまざまなメディアからは、被災地の状況や被害にあわれた方の人数が増加し、リストが発表され、被災地の復興開始の知らせ、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故などなど、悲しかったり、希望をもてたりとさまざまなニュースが怒濤のように流れ込んできております。

ワタクシの友人でも、東北、しかも大打撃を受けた被災地出身の方がおおくいらっしゃいまして、地震後、安否のご連絡をいただいたり、残念にもご家族の命を奪われた方もいらっしゃいました。


当日はトーキョーの自宅兼事務所にいたのですが、地震後は机上のPCは床に落ち、アナログレコード、CD、さまざまなプレスリリースなどの資料、もろもろが足の踏み場が無いほどにメチャメチャに散乱した状態で、何から手をつけていいのか途方にくれました。
まあ、もともと足の踏み場が無いほどいろいろなモノが散乱していたので、”さらに”という意味ですが。。。


ワタクシ、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、いまなにかと話題の福島出身でして、実家は福島市にあります。

最初の地震後、両親にはすぐに連絡がとれ、安否の確認はできたのですが、何よりも気になったのは地震につづいた東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故のニュース。

地震の次は放射能と、心配と不安のおり混ざった日々を過ごすこととなり、ご存知のとおり依然、福島原発に関しては予断を許さない状況です。


11日以降、ワタクシの生活は一変し、ほぼ一日中地震情報や原発情報から目を離さず、寝る時間もおしみ、関連情報をむさぼる日々でした。
じつは、それが今回のコメントが遅くなって理由のひとつでもあります。


とくに原発関連に関しては、さまざまな情報が錯綜し、渦巻き、情報という名の”津波”が私たちを襲いました。すでに、どれが本当で、どれがウソなのかすら分かりづらい状態です。
その結果、ウワサがウワサを呼び、さまざまな問題が起こり、バカな差別まで起きたりと、なんともお粗末な事件までを引き起こしております。


ワタクシ自身も、すべての情報において疑心暗鬼となり、いまだ政府の発表した正確な情報ですら疑わしく思えてなりません。
地震情報はいまのところ正確みたいですけど。


さらに、14日の週などは、音楽/ファッション系イベント、映画の公開など、すべてのイベントが中止や延期されるなど、いわゆる自粛モードが始まりました。

安全と節電を目的としたものであれば大賛成ですよ。
でも、それに加えて、不謹慎だから自粛しないといけないみたいな”妙な”自粛モードが広まり、それで食っていかないといけない人たちですら、無理して自粛しないといけない感じにまでなり、危機的状況になってしまった方もいらっしゃいます。

「それって、なんだかおかしい!」と気づきはじめている人も増えてきてはいるのですが、いまだに何のための計画停電なのか、節電なのかすら分かっていない人たちもたくさんいるというのが現状です。


そんな混乱した状況の中、最終的に重要なのは、あらゆる情報の中から正しく判断するという能力をもつこと、、、まさに「曇りなき眼で見定め,決める」という、2011年のワタクシの”信念”のコトバです。

何を信じ、何を疑うか。
この混乱した状況では、最低限自分で調べ、自分で正しい判断をするという能力がとても重要になってくるんですよね。
自分で書いておいてなんですが、「なんていいコトバなんだ!」と自己賞賛してしまいましたよ。

と、そんな1週間を過ごしておりました。
分かりづらいかもしれませんが。。。


とにかく、いまだいろいろな情勢が落ち着いていない現状ではありますが、とりあえず自分の出来ることを、”普通に”やる。
それが今後もっとも重要なことだと思います。



ワタクシは、まだこの国には未来があると信じています。
だから、ともに生きましょう!



TYO magazine
カネコ ヒデシ


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