Tokyo News : March 23, 2011 @ 17:45
渋谷に新しいサブカルチャー発信基地──KINOHAUS
京橋にあった”映画美学校”が渋谷への移転にともない、様々な形で映画、そして文化を発信する『KINOHAUS(キノハウス)』として生まれ変わった。
1997 年にアテネ・フランセ文化センターとユーロスペースによる共同プロジェクトとして、欧米のアカデミー(芸術英才教育学校)の概念に近い学校を念頭に、撮影所における人材育成が途絶えた時代の映画教育をめざして設立された”映画美学校”。
これまでの業務試写、字幕初号試写会場としての利用のほかに、通常興行や映画祭、完成披露試写、読者招待試写、来日記者会見などの多目的ホールとして利用できるオーディトリウム、カフェ、さらには小舞台付き教室を完備し、パーティやレセプションとの連動も可能、多様な使い方が可能となった。
映画美学校は、渋谷移転にともない、「アクターズ・コース」と「脚本コース」の新規講座を開講、さらにオーディトリウムでは、映画上映のほかに、トークショウや音楽ライブなどさまざまなプログラムも予定されている。
おおくの街で映画館の閉館が相次ぎ、文化的な施設は影をひそめサブカルチャー発信の場所も見つからないいま、おもしろそうな場所の登場だ。
KINOHAUS
〒150-0044
渋谷区円山町1-5
Q-AXビル
TEL/FAX 03-3461-7703
ユーロスペースウェブサイト:http://www.eurospace.co.jp
シネマヴェーラ渋谷ウェブサイト:http://www.cinemavera.com
映画美学校ウェブサイト:http://www.eigabigakkou.com
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