Movie Life : April 27, 2011 @ 21:17
MOVIE LIFE 053 『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society 3D』
ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。
いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。
(評価は5段階、☆の数で示されます)
MOVIE LIFE 053 『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society 3D』
『SOLID STATE』には近づくな。。。
□ストーリー
西暦2034年。
長崎出島の難民武装蜂起事件から2年余り。
「梵」の刺青を入れた男たちが相次いで不審な自殺を遂げる事件が発生。 “個人的推論にのっとった捜査方針”を貫くバトーは1人事件を追っていた。その陰に失踪した少佐が絡んでいるのではないかと考えて──。
バトーの地道な捜査により、「梵」の刺青は元シアク共和国最高指導者カ・ルマ将軍への忠誠を示すもので、自殺した13人はシアク共和国の特殊工作員たちであることが判明する。
軍事独裁国家のシアク共和国は、今では国自体が崩壊し、日本はその難民を受け入れたばかりであった。そのシアク共和国の独裁者カ・ルマ将軍の嫡子カ・ゲル大佐が偽造パスポートで国外逃亡を図り、新浜国際空港で逮捕。
取り調べに応じたカ・ゲル大佐が無差別テロの計画について供述をはじめると、彼は突如、人質をとって空港に立てこもる。それは茅葺政権にとってアキレス腱となりかねない事態だった──。
□オレ意見
評価:☆☆☆☆(満点は5個)
押井 守監督の映画版とは別に、2000年代初めに、たしかCS放送だったかな、、、のみで放送していた『攻殻機動隊 S.A.C(STAND ALONE COMPLEX)』シリーズの第3弾。
映像のクオリティもさることながら、物語のクオリティもスゴく高いシリーズだったのを覚えている。
当時、テレビ用アニメとしては、考えられないほどの制作費が掛かっていたというウワサもあったり、なかったり。。。
映画版とマンガ版と、基本的には設定は一緒なのだが、もしも”草薙素子が人形遣いと出会わず、公安9課に残っていたら”を前提にしたパラレルワールドでの物語。
詳しくは映画版の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』を見てから、DVD版『STAND ALONE COMPLEX』シリーズの「笑い男事件(The Laughing Man)」と「S.A.C. 2nd GIG」を観るとなんとなく理解できると思う。
じつはすでにすべてDVD化されているのだが、今回は全編3D化、オープニングを新しく制作し、さらに神山健治監督が全カットフルグレーディングしたもの。
話の内容はまったく変わっていないので、アレなんだけれどね。。。
でも、攻殻機動隊ファンとしては、どんな感じなのかはもう一度観ておいてもいいかも。
S.A.Cシリーズは、残念ながら映画館ではなかなかやらないので、映画館のクオリティで観るというのもいいのかなと。
ただし、もしまったく何も知らずに話題だけで観るとすると、ちょっと分かりづらいものがあると思う。
なので、必ず予習はしていった方が良い。
2011年3月26日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society 3D』
監督・脚本:神山健治
配給:プロダクション I.G/ティ・ジョイ
公式HP:http://www.ph9.jp/
©2011 士郎正宗・Production I.G / 講談社・攻殻機動隊製作委員会
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