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Tokyo News : September 21, 2011 @ 02:11

棚田康司展『○と一』が開催



2011年9月22日より、青山にあるスパイラルガーデン(スパイラル1F)にて、棚田康司展『○と一(らせんとえんてい)』が開催される。


棚田康司は、日本古来の木彫技法である「一木造り」を用いて、少年少女の像を制作。
次世代を担う彫刻家として注目されている。







本展は、東京で開催する初の大規模個展。

ちなみに、タイトルの『○と一』は、丸と棒、円と線、ゼロとイチなど、見る人によってさまざまなイメージを想起するが、この言葉は江戸時代の判じ絵にヒントを得て「○=螺旋(スパイラル)、「一=園丁(ガーデン)」から連想されたもので、スパイラルガーデンをさしているらしい。







なにやら面白そうなこの個展。

ぜひ、足を運んでみてほしい。





棚田康司展
『○と一』

会期:2011年9月22日-2011年10月10日
時間:11:00-20:00
入場料:無料

主催:株式会社ワコールアートセンター
企画制作:スパイラル

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
http://www.spiral.co.jp/



作品紹介(上から)
・家の少女
撮影:熊谷順

・衛る少女(fortress)
撮影:今井智己 / Tomoki Imai
©TANADA Koji
Courtesy Mizuma Art Gallery

・月の少年(moon boy)
撮影:熊谷順 / Jun Kumagai
©TANADA Koji
Courtesy Mizuma Art Gallery

・木洩日の少年(boy with light shining through leaves)
撮影:熊谷順 / Jun Kumagai
©TANADA Koji
Courtesy Mizuma Art Gallery


□同時開催
棚田康司展
『生える少年』


会期:2011年9月1日-2011年10月1日
時間:11:00-19:00(※日・月・祝日休廊)

会場:Mizuma Art Gallery
TEL.03-3268-2500
WEB:http://mizuma-art.co.jp



棚田康司プロフィール
1968年 兵庫県明石市生まれ神奈川県茅ヶ崎市在住
1993年 東京造形大学造形学部美術学科Ⅱ類(彫刻)卒業
1995年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了(深井隆研究室)
2001年 文化庁芸術家在外研修員として7ヶ月ベルリンに滞在
現在神奈川県にアトリエを構える


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