Movie Life : September 28, 2011 @ 18:54
MOVIE LIFE 069 『エンディングノート』
ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。
いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。
(評価は5段階、☆の数で示されます)
MOVIE LIFE 069 『エンディングノート』
わたくし、終活に大忙し。
□ストーリー
2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン”砂田知昭”。
67歳の時、仕事も一段落し40年以上勤めた会社を退職、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年受けていた健康診断で胃ガンが発見。
すでにステージ4まで進んでいた。残される家族のため、そして人生の総括のために、彼が最後のプロジェクトとして課したのは「自らの死の段取り」と、その集大成とも言える『エンディングノート』の作成だった。
やがてガン発覚から半年後、急に訪れた最期。
果たして彼は人生最後の一大プロジェクトを無事に成し遂げることができたのか?
そして残された家族は―。

□オレ意見
評価:☆☆☆☆☆(満点は5個)
本作が初メガホンとなった砂田麻美監督。
コレがスゴくよくまとまっている作品で、初監督とは思えないほどの出来の良さなのだ。
プロデューサーは、『誰も知らない』や『空気人形』でもお馴染みの是枝裕和監督。
とにかく、自身の家族にカメラを回しつづけ、膨大な映像記録の中から、「家族の生と死」をテーマに軽快なタッチで描き出される愛する父の死。
突如、死を突きつけられた陽気な男の計画的人生。
ガンとの壮絶な闘いを描いた物語ではないので、センセーショナルなという感じではない。
もちろん家族内にはパニックや葛藤、悩み、、、もっといろいろと大変なコトがあったのだろうが。。。
しかし、この物語はそれが中心ではなく、そこにあった家族の”あり方”、そして”絆”が鮮明に描かれている。
この物語は砂田監督の父親の物語ではあるのだが、同時にワタクシ自身、あなた自身の物語でもあると思う。
あまりにも普通で、あまりにも悲しい。
幸せってなんだろう。。。
人が人生を終えるとき、これほど静かに終わらせることが出来たなら、、、なんて幸せだろうか。
あらためて自分の人生を考えなおす。。。そんないい機会となる映画だ。
2011年10月1日(土)より、新宿ピカデリーほかロードショー
『エンディングノート』
監督:砂田麻美
配給・宣伝:ビターズ・エンド
公式サイト:http://www.ending-note.com/

©2011「エンディングノート」製作委員会
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