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Movie Life : November 4, 2011 @ 19:45

MOVIE LIFE 073 『ラビット・ホール』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 073 『ラビット・ホール(原題:RABBIT HOLE)』




大きな岩のような悲しみは、やがてポケットの中の小石に変わる。


□ストーリー

郊外の美しい住宅街に暮らすベッカの日常は、8ヵ月前にすべてが変わった。

4歳のひとり息子ダニーが、突然の交通事故でこの世を去ってしまったのだ。


それ以来、ベッカは家の中のあちこちに残るダニーの面影に心かき乱され、他人との関わりを拒絶し、母親や妹に苛立ちをぶつけるようになった。

夫のハウイーは失われた幸せな日々を少しでも取り戻そうと努めるが、ベッカとの溝は深まるばかり。

そんな時ベッカはダニーの命を奪った車を運転していた高校生ジェイソンと交流を持つようになり、ハウイーは妻とは別の女性に心の安らぎを求めていく。


もがけばもがくほど人生の迷路の深みにはまる夫婦は、どうすれば出口を見つけ、新たな一歩を踏み出せるのだろうか──。






□オレ意見
評価:☆☆☆☆☆(満点は5個)


『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』や『ショートバス』でお馴染み、個人的にも大ファンの”ジョン・キャメロン・ミッチェル”監督作品。

本作は、”ニコール・キッドマン”が主演、そして制作まで手掛けている。


我が子を失い、自身の人生まで失いかけている女性、それを支えようとするが立ち直れない夫、そして我が子の命を奪った高校生。
それぞれがそれぞれの問題を解決しようと、もがき苦しむ姿を描いている。

“思い”や、”行動”が複雑に絡みあって、交差していくが、結局は解決することなく、前進もなく、ただ月日だけが過ぎていく、、、まさに、「光陰矢の如し」。



人の人生の一部を切り取った物語だが、一生分の時間をそこで過ごしたような気分になれる、『リバー・ランズ・スルー ・イット』に近い映画だと思う。
感覚的に近いというだけだけど。。。


高校生のジェイソン役の”マイルズ・テラー”が意外といい感じ。


と、作品的にはとても良いのだが、ただちょっと人間関係の背景が分かりづらいかも。
そのために”間のび感”がある。


あと、”ジョン・キャメロン・ミッチェル”っぽくないかな。

どちらかというと、”ガス・ヴァン・サント”的な感じがする。

ニコールが、『誘う女』だったからかもしれないけれどw。


とはいえ、観終わった後に、この2011年の出来事をいろいろと思い返して、「前向きに生きていこう!」と再確認できる、そんなすばらしい映画だ。






2011年11月5日より、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

『ラビット・ホール』






監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル

出演:ニコール・キッドマン/アーロン・エッカート/ダイアン・ウィースト/タミー・ブランチャード

配給:ロングライド


公式サイト:http://www.rabbitholefilm.com/


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