Tokyo News : December 8, 2011 @ 19:58
あらためて、”食と農業”について考えてみる──『しあわせな食事のための映画たち』
「日常」の「しあわせな食事」のために我々に何が出来るのかを考える上映企画『しあわせな食事のための映画たち Part 2』のプログラム6「種子と農業」が、2011年12月10日より開催される。
3月11日の東日本大震災と、福島第一原発事故の直後にスタートしたこの企画。
あれから9ヶ月。。。
さらにTTP(環太平洋戦略的経済連携協定)という大きな問題まで勃発し、事態はより深刻さを増して我々の生活を脅かす状況にまで至ってしまった。
本企画では、”食と農業”の生産現場をもっと知ることが大事だということをあらためて考えるために、フランスから『遺伝子組み換えNON!~フランスからのメッセージ~』、そしてドイツから『パーシー・シュマイザー、モンサントとたたかう』の2本の作品を上映し、初日にはゲストを迎えたトークショウなども行い、”考える機会”、そして”考える場”をつくっている。
まずは、落ち着いて、この映画を通して「しあわせな食事」をもっと考えてみてはいかが?
2011年12月10日-2011年12月16日
『しあわせな食事のための映画たち Part 2』
テーマ:種子と農業
□上映作品
・『遺伝子組み換えNON! フランスからのメッセージ』
2004年/フランス/28分/日本語吹替/監督:シュザンヌ・クルシ
カナダの農民パーシー・シュマイザーさんは「もし(GM)遺伝子組み換え種子の作物が有機農家の畑に入り込んだらその畑はすべてGM種子を売る多国籍企業モ ンサントのものになる」と告発。遺伝子組み換え作物は有機農業だけでなく農民そのものを農業から排除していく実態を伝える。
・『パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう』
2009年/ドイツ/65分/日本語字幕/監督:ベルトラム・フェアハーク
農 民シュマイザーの畑は風で飛ばされてきたGM(遺伝子組み換え)種子によって汚染。彼はGM種子を開発した多国籍巨大企業モンサント社に特許権侵害で訴え られ、家族とともに厳重な監視下におかれ、裁判所からは膨大な損害賠償金の支払いを命じらる。彼と妻は屈せず戦い続ける、ついに最高裁の下した判決は?
時間:10:00/15:00
※1日2回上映
料金(大人/小・中・高校生):1,500円/1,000円(1ドリンク付)
□初日イベント
2011年12月10日
・ゲストトーク
ゲスト:大野和興氏
(農業ジャーナリスト。『日刊ベリタ』編集長。国際有機農業映画祭実行委員会代表。著書に「百姓が時代を創る」「あぶない野菜」など、多数)
・スペシャルランチ
草作家”矢谷佐知子”による原種の野菜をフューチャーしたランチをご用意。映画とセットでのご予約受け付けます。オフィシャルHPのcontactから表題「12/10ランチ予約」と書き人数をおかきください。
・出張販売
美味しくて評判の三浦たかいく農園の無農薬無化学肥料野菜の販売いたします。
会場:
逗子 シネマ・アミーゴ
Tel. 046-873-5643
http://www.cinema-amigo.com
主催:NPO法人アグリアート
http://www.agriart.jp
共催:シネマ・アミーゴ
制作:イメージエフ
http://www.imageF.jp
後援:神奈川県、逗子市、逗子市教育委員会
放送協力:湘南ビーチFM
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