ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。

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FILE 101 オーサカ=モノレール『STATE OF THE WORLD』

天下の「キングレコード」に電撃レーベル移籍した”中田 亮”率いるオーサカ発のファンクバンド”オーサカ=モノレール”が、アルバム『STATE OF THE WORLD』をドロップ。


サラッとしたコトバのイメージの”リリース”というよりは、ドロソースがドロっと出てきた感じの”ドロップ”というコトバがあっているかな。


今作でも相も変わらず、アブラがギットギトの”ファンクサウンドを展開する、尿管結石的ないちまいとなっている。


おススメは、ウネウネ、ブヨブヨ、ギューン言っている「ENDEMISM」。
コッテリとしたミドルテンポ感が、さらなる血管の詰まりを引き起こす。


中田 亮のシャウトとボーカルが光る「HUNG UP」。
ムチャムチャかっこいい。


そして、有終の美をかざる「SOMETHING」。
オレンジのでっかい夕日が目に浮かぶ、エンディングサウンド。
思わず涙が。。。


もはや超えることの出来ないハズの”JB”の壁を、このアルバムは超えている。


ちなみに来年2012年には、活動20周年目を迎え、さらにアグレッシヴすぎる活動を展開する予定とのこと。

何をやってくれるのか、いまからたのしみだ。



オーサカ=モノレール
『STATE OF THE WORLD』


レーベル：キングレコード（KICS1684）
価格：¥2,500（税込）

発売日：2011年8月10日


□トラックリスト
01. STATE OF THE WORLD
02. THE ARCHIPELAGO
03. ENDEMISM
04. STOP DOGGIN’ ME AROUND
05. SYRINXOLOGY
06. WORK SONG
07. HUNG UP
08. ANDRIAS JAPONICUS
09. MOTHER POPCORN
10. AIN’T IT FUNKY NOW
11. SOMETHING


オーサカ=モノレール オフィシャルサイト：http://www.osakamonaurail.com/