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tokyo feature : February 16, 2012 @ 05:46

「青春18きっぷ」で行く──『計画的無計画な旅』 Vol.005


「旅は道づれ世は情け、思いたったが吉日、そうだ!旅に出よう」ということで、ワタクシ、カネコヒデシがじっさいに旅した土地を、独断と偏見をもってご紹介する”旅”シリーズ。


今回は、青春も過ぎたオトコのロマン感じる青春旅、”「青春18きっぷ」でフクシマからヒロシマまで行く、計画的無計画な旅”をお贈りします。


日本が唯一の被ばく国であることの証しであり、「核をもたず、つくらず、もちこませず」の非核三原則の原点、ヒロシマ。

いまフクシマで、ニッポンで起こっている現実を打開するヒントがソコにあるのかも??



『計画的無計画な旅』 Vol.005(兵庫県神戸市)


勝手気ままな旅ライフを楽しんで、無駄に青春を謳歌しようともくろみ、JRが発行する1日乗り放題のきっぷ「青春18きっぷ」を使って旅をする『計画的無計画な旅』の5日目。


08時30分に起床。





頭が起きても、なかなか体が起こせない。。。
さすがに連日の旅疲れ、いや歳疲れ?が出はじめてますな。

しかし、老体にムチ打ち、まずは旧居留地地区を散歩。





ちなみに旧居留地について、ウィキるのがメンドーな方に説明しますと、、、おもに「安政の五か国条約」により外国の治外法権が及んでいたことのある区域のことだそうです。





「安政の五か国条約」とは、ペリー総督の「開国してクダサイヨ〜」ネタのアレですな。





横浜市、大阪市、神戸市、長崎市の旧居留地が、とりあえず有名。





神戸の旧居留地に関しては、イギリス人技師の”J.W.ハート”が設計を行い、整然とした西洋の街を造り上げたとのこと。





新しい建物も街の景観を守るように、まわりに合ったデザインになっているんですね。

さて、朝ゴハンもまだだったので、コチラに向かいました。




神戸中華街です。

出迎えてくれたのは、、、





ビミョーなパンダくん。

某飲料メーカーのオフィシャルキャラクターなんですかね。。。


さて、神戸の中華街は、旧居留地地区の隣、元町方面にあり、横浜ほど大きくはないのですが、せまい地域にワサッと中華料理店がつまっています。





横浜よりも、ファーストフード的食べ歩き屋台型店舗が多かったのが特徴ですかね。





しかも、ラーメンとかが300〜400円。

一口サイズ的な感じなんですね。


まずはちょっと気になったコチラへ。。。





いわゆる「豚まん」発祥のお店、元祖”豚饅頭”の『老祥記』。

まだ、午前中ということもあり、並んでいなかったので、店内で食べてみることに。

「豚まん」のお店だけあって、立ち食いお客さま用のゴミ箱も、、、





ブタです。

手狭な店内は、オープンキッチン的な厨房になっていて、まあ丸見え状態なのですが、「どうしてそんなに人数が必要なの!?」と思わず口走ってしまうくらいのすし詰め状態の6〜7人で”豚饅頭”をつくっていました。

思わず、難民船を見ている気持ちに。。。

とりあえず、気持ちを切り替えて、待っているとホクホクのコチラが到着。





コレがまさにオリジナル!自慢の豚饅頭です。

1個90円で「安いなー」と思っていたら、注文は3個から。
「最初から3個にしとけよ!」って感じでしたが、エポックメーキングの味を試してみると、、、とりあえず皮がウマいです。

いや、全体的にもおいしいんですけれどね、皮が特においしかったという意味なので、あしからず。

とっとと食べ終わって店外に出てみると、すでに大蛇のごとく店の前に人が並んでいました。

やはり人気なんですね。
すぐに入れたのは運が良かったみたい。


さて、引きつづき朝ゴハンを食べようとウロウロしていると、やはりいましたよ、この方が!





“ブルー○・リー”ですな、たぶん。

手にもっているのは、カンフーグッズとしてもお馴染みのヌンチャクと、、、





なぜ、ブブゼラ!?

中華街といいつつも、、、





とんかつ屋があったり、





純喫茶があったり。。。





洋食屋があったりと、神戸に関しては、まさに和洋中折衷。

そんな中、ひときわあやしい光を放っているお店を発見!

それがコチラ。




『ぎょうざ 大学 元町店』。

読み方が難しいですな。

『ぎょうざ大学 元町店』なのか、『ぎょうざ 大学元町店』なのか。。。

とりあえず、この店に決め、店内へ。

カウンターと、テーブル席3席ほどのちょっとだけ狭めなお店で、意外と混んでいました。


フロアーには若い男性&女性スタッフ、そして、丸見えの厨房にオジさん、オバさん。

とりあえず、店名にもついている”ぎょうざ”と、”醤油ラーメン”を注文。

中華街のド真ん中にあるのですが、みなさん日本人の様子。


そういえば、神戸の街のこういった大衆定食店というか、ラーメン店で気になったのが、コチラ。





そう、皿の上にいわゆるゴミやヨゴレがつかないように、カバー的な皿を置いているお店が多いんですよ。

コレが神戸マナー。さすが上品な街、KOBE。


あと、ギョウザのタレは作り方が指示されていました。

・味噌 小さじ2杯
・ラー油 小さじ1杯
・酢と醤油 少々

え?味噌!?

醤油&酢&ラー油がデフォルトの東日本マナーにズッポリのワタクシとしては、かなり驚きのタレ具合ですが、それらをウマく配合すると、、、





こんな感じになります。


見た目じゃ、あまり分かりませんが、けっこうな味噌味。


ちなみに、先だってから店員同士の会話を聞くと、どうもココは家族経営的な感じですな。

若いフロアー二人は姉弟の兄弟、厨房中のふたりは夫婦。

おいちゃんがぎょうざ担当です。


で、5分ほどまっていると、、、、来ました!





コチラが店名にまでなっている”ぎょうざ”。

コレが天下一品!驚くほどのウマさ!!

味噌ダレがココまでオイシいとは、、、思いもよりませんでした。


そして、さらに驚かされた絶品がコチラ。





お店のママさん特製のコーン味のスープ。

だいたい中華系のスープとなるとコンソメが中心なのですが、コチラはコーン出汁。

そして、、、





醤油ラーメンの登場です。

麺は細麺。

おそらく魚出汁。

ラーメンは、ごく普通の、まごうかたなき、疑いようのないラーメンです。

オイシかったのですが、やはり広島同様”もやし”の”臭み”が気になりました。
コッチ(西日本)特有のもやし事情なんでしょうかね?

ちなみにコチラのお店、持ち帰り用のぎょうざセット(ぎょうざの肉と皮が別のもの or 冷凍の生ぎょうざ)を売っているのですが、コチラが食べ終わるまでの間だけで、8〜10組くらいのお客さんが買ってました。

ぎょうざシーン的には、かなり人気のお店のようです。


後日、いろいろと調べてみたのですが、「元町店」と書いてありながら、お店はココのみのようですな。

いろんな意味でオイシいお店でした。


さて、お腹もいっぱいになったところで、海岸通方面へふたたび散歩開始。





このあたりは、”粋”な感じのお店が多いようです。





コチラは、、、





まさに昭和な感じの昭和ビル。

さらに海岸通を超えると、、、





目の前に海が広がります。





海上保安庁の船が出港していきました。





メリケンパークに到着です。





カフェの後ろにあるサカナっぽいのは、建築家”フランク・ゲーリー”作の「フィッシュ・ダンス」という開港120周年を記念するオブジェ。

かなりデカイです。





コチラはレストラン「メリケン亭」。

さらに海側に行くと。。。




ファミコンのソフト『ポートピア殺人事件』の舞台、ポートピアですよ。





コチラは「ホテルオークラ神戸」。


ちなみにココの一画には『神戸港震災メモリアルパーク』があり、、、





1995年に起きた阪神・淡路大震災で崩壊したメリケン波止場を、、、




こんな風に復旧せずそのまま残して、震災の貴重な記録として保存しているんですね。





すばらしい企画です。

しかし、コンクリートがガタガタですな。
地震の規模の大きさを物語っています。

ただ、津波がなかったのは幸いですよね。




この辺りも、震災時は高速道路が倒れたり、火事が起こったりしていたところのハズですが、たった17年でミゴトに復旧、復興しています。

されど17年なのかもしれませんが。。。


2011年3月11日の東日本大震災も何らかカタチを残した方がイイと思ったのは、ワタクシだけでしょうか?

まあ、原発事故は、放射性物質があと3万年くらい残っているからイイですけれど、、いやよくないですけれどね。


さて、神戸といえば洋菓子。

ということで、ちょっとコチラに立ち寄り。





「monter au plus haut du ciel(モンプリュ)」。

ココで、、、





思わず、超濃厚チーズケーキを食べちゃいました。

さて、小腹さえもいっぱいになったところで、ちょっと神戸から移動します。

ということで、三ノ宮駅へ。





ドコへ向かったかは、着いてからのお楽しみ!





コチラは、車内で見つけたマナー広告。

さすが関西。

ダジャレが効いてますな。





尼崎で乗り換え。

そしてそのまま、、、





西九条駅に。

再度、乗り換えて。。。ジャジャーン!





そうです!

関西に来たら、ちょっと行ってみたかった場所。




『ユニバーサル スタジオ ジャパーン』です。

ずっと行ってみたかったのですが、なかなか行く機会がないのでね、やっと夢がかないましたよ。


某ネズミーランドほどの激混み感はなかったのですが、ひとつのアトラクションの時間がこちらの方が長いんですね。

あと、コッチの方が振り回される系のアトラクションが多いのも特徴です。





そんなこんなで、無駄に楽しんで、『USJ』を堪能しつつ、一路神戸へ戻ります。

三ノ宮駅に着くと、この方に出迎えられました。。。





せんとくん、、、ちょっとコワいです。。。


さて、本日の夜ゴハン。

神戸といえば、、、そう!明石焼。

ということで、コチラのお店におジャマしてみました。




『菊兆』です。

三宮北野坂にある明石焼きの老舗。


まずは、お通しから。





タコわさです。

そして、、、





山芋千切りととんぶり。

コレもウマい!





コチラは、明石焼用のダシ。

明石焼は、コレにつけて食べるのです。

そして、明石焼の登場。





どーです、コレ。

なんだかスゴくないですか?


ちなみに、”明石焼き”と”タコ焼き”は違います。

明石焼きはダシ巻き+生地で作ったもので、ダシに付けて食べる。
たこ焼きは生地+水で作ったものにソースをかけて食べる。

作り方が違うんですな。


明石焼もソースをつけて食べてもいいんですけれどね。

とにかくあっさりしていてウマいんです。

そして、、、





コチラは牡蠣バター。

ヒロシマからつづく、牡蠣三昧。

さらに!





“大貝つぼ焼き”です。

コレがうっすらと塩の味がして、激ウマ。

さらにつぼの中の汁がまた絶品!


最後に、、、





塩やきソバでシメ。

どれもコレも味わい深くてオイシい、老舗の味でした。


腹イッパイ、胸イッパイでしたが、やはり歳には勝てず、、、体力の限界を感じ、夜の街散策をあきらめ、そのままホテルへ戻ることに。


ホテルの部屋で、たまたまやっていた『大みそか たかじん胸いっぱいSP』の再放送。

“たかじん”の原発問題のキレのいい意見を聞きつつ、ウトウトと寝落ち。


気がつくと神戸の夜はあっさりとふけていったのでした。。。


明日は、名古屋へ移動、徐々にトーキョーに近づきます。




(『計画的無計画な旅』 Vol.006へつづく)



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