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ブラインドからのぞき見た世の中 : February 24, 2012 @ 02:25

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.59 『倫理と政治』



最近は、京都市長選挙のこともあり、クラブ営業に関する風営法見直しが注目を浴びております。

音楽好き、クラブ好きのワタクシとしても京都市長選挙に関しては、選挙結果がちょっと気になっていたのですが、投票率が36.82%で、前回の37.82%よりも1%下がったという残念な結果。

もちろん、クラブの風営法を見直し推進派の立候補者の方は落選で、現職が再選。


うーむ。
悲しむべきは落選したことか、はたまた投票率の低さか。

個人的には投票率の低さです。


政治に関心があると、どうもマイナスイメージに見られがちなニッポン。


かく言うワタクシのこのコラムも「過激発言」と言われるときが多々あります。

過激なコトを書こうとしているのではなく、単純に疑問に思ったことを書いているだけなんですけれどね。


おそらく、60年代から70年代にかけての学生運動とか、日本赤軍とか、そこら辺の過激行動的な時代があって、公安とかが様々な政治団体に圧力をかけて、選挙以外に目立った政治活動がほとんどないいまの状況があると考えます。


つまり政治に関わる、、、現行の政府に物申すことは、公安に目をつけられて、最後にはタイーホされるから”悪いこと”。
だから、無関心でいることが安全で正しいことなんだと。
そういうキミョーな刷り込みがあって、無関心を装うのが徳とされる文化が、どうも根付いてしまったようですな。


まさに山崎豊子の『運命の人』の世界ですよ。
新聞記者が政府の罪を暴こうと真実を追求しただけなのに、国、政府に口封じをされる。
みんなコワいから、触らぬ神にたたりなし的な、そんな世界です。

これって、ある意味マインドコントロールというか、パブロフの犬というか、しつけというか、臭い物にフタというか、そういうコトですよね。


どうもイメージを悪くしてくるヤカラがいらっしゃるようです。

コレでは若い人が政治問題について、語る場や機会が無くなりますよね。
本当ならば、もっと語るべきなんですけれど、残念ながら無関心になってしまっています。


ちなみにアメリカのドラマなんかは、若い人でも堂々と民主党派か、共和党派かの話しが出て来たりしますよね。
でも、日本のドラマにはない。


特に検閲のようなものはないんでしょうけれど、テレビ局やラジオ局の倫理委員会なるものが牛耳っています。
映画も映倫が牛耳っていますな。


その指標的な、指南的な部分をいわゆる各倫理委員会が担っているんですけれど、確かに倫理的な判断は難しいですよ。
でも、だからってなまったるい恋愛ドラマや、家族ドラマしかないっていうのはどうなんですかね。

もっと一石を投じるような作品があってもいいと思うんですけれど。


どうも日本という国は、別の考えの共存をあまり望まない。
小さい島国というところからきていると思うんですけれどね。


3.11から1年を迎えようとしているいま、この国が新しいステップを踏むためには、興味を持つことだと思っています。
原発問題しかり、復興問題しかり。


政治にもっと異を唱えて、参加しても、バチはあたらんと思いますけれどね。
みなさんはどう思われますか?



畠山美由紀「わが美しき故郷よ」


旅路 良



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