TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

tokyo feature : March 1, 2012 @ 20:00

「青春18きっぷ」で行く──『計画的無計画な旅』 Vol.007


「旅は道づれ世は情け、思いたったが吉日、そうだ!旅に出よう」ということで、ワタクシ、カネコヒデシがじっさいに旅した土地を、独断と偏見をもってご紹介する”旅”シリーズ。


今回は、青春も過ぎたオトコのロマン感じる青春旅、”「青春18きっぷ」でフクシマからヒロシマまで行く、計画的無計画な旅”をお贈りします。


日本が唯一の被ばく国であることの証しであり、「核をもたず、つくらず、もちこませず」の非核三原則の原点、ヒロシマ。

いまフクシマで、ニッポンで起こっている現実を打開するヒントがソコにあるのかも??



『計画的無計画な旅』 Vol.007(名古屋駅(愛知県名古屋市)- 東京駅(東京都千代田区))


勝手気ままな旅ライフを楽しんで、無駄に青春を謳歌しようともくろみ、JRが発行する1日乗り放題のきっぷ「青春18きっぷ」を使って旅をする『計画的無計画な旅』の7日目、最終日。


08時45分に起床。





名古屋は超快晴。

ホント、ベッドから起き上がるのがツラくなりました。
そんなことに無駄に歳を感じつつ、老体にムチを打ちつづけ、早々とチェックアウトを済ませ、朝ゴハンを食べに名古屋駅周辺を散策です。





しかし、予想以上の近代化というか、開発っぷり。





名古屋といえば、名古屋城と、テレビ塔、そして『世界の山ちゃん』のイメージぐらいしかなかったものでしたから。この近代化にはかなり驚きました。
って、失礼か。。。

まだまだ巨大ビルも建設中です。





こんなの地震があったら落ちてきそうとか、怖く思うのは東日本の人だけですかね。





コチラは名古屋の食材がほぼ集まるという柳橋中央市場です。





月曜日で祝日だったこともあり、河岸も食堂も残念ながらすべてお休み。





駅直結の地下街に来ました。

この辺りには、、、





こんなような、、、





純な喫茶店が、、、





たくさんあります。

その中でも気になった、コチラの喫茶店へ。





『Aris』、、、。

アリスなんですが、、、ロゴは『Ars』にしか見えませんですな。





右と左で色が違うメニューに、無駄にポップさを感じます。

名古屋特有のとあるセットとアレを頼んで待っていると、まず来たのがコチラ!





じゃーん!
泡立ちアイスコーヒー、、、ですな。。。

かなり濃い味でした。

ちなみに、名古屋ではコーヒー用のミルク、いわゆるスジャータ的なアレのことを「フレッシュ」と呼ぶようです。
店員さんに「”フレッシュ”はどうしますか?」と聞かれて、「フレッシュはしたいけど、何ですかね?」と、思わずドギマギ。。。


そして、さらに数分待つと、、、





ジャジャジャジャッカジャーン、アーンーカーケースーパ〜。
ってことで、名古屋名物の「あんかけスパゲッティ」です。

トーキョーには、スープスパなんてものがありますが、コチラはあんかけ。
和風の醤油風味というか、ちょっと甘酸っぱい感じのあんかけ。
麺は、かなり太めのソフト麺。

味はスパイシーでスペイシー。
思った以上にオイシかったですよ、あんかけ焼きそばみたいで。。
まさに和伊中折衷の逸品。


名古屋といえばコチラも名物のひとつ!





おーぐーらーとーおーすーとーおー、、、ってことで「小倉トースト」です。





こうやって小倉をつけて食べるだけで、いわゆるヤマザキパンの「小倉バター」的な。。。





そして、コチラは「厚焼玉子サンド」。

その名のとおり厚焼き玉子がハサんであります。

いやー、どれも結婚式なみに豪快ですな。


じつは、豪快エビフリャートーストも食べてみたかったのですが、残念ながらコチラのお店には置いていませんでした。
ま、なんにせよ、胃にモタれそうなのでね。。。


腹イッパイ、胸イッパイになったところで、駅へと移動です。




コチラは南口。

超未来的アーバンな北口とちがって、若干庶民的な感じがしますね。


さて、発車時間も近づき、ついにトーキョーに向かって出発です。





12時17分東海道本線新快速 豊橋行き。





名残惜しい名古屋。
エビフリャー食べたかった。。。なんてちょっとだけおセンチになりつつ出発です。


しかし、何故か祝日の昼にも関わらず、車内はオバちゃんたちで通勤ラッシュなみに大混雑。

しかも小学生の遠足なみに大騒ぎ。

「何があるのー?聞いてないよー!」と、心の中で叫びながら、隣の笠寺駅でワッサワッサと下車するオバちゃまたち。





後から調べたのですが、どうも13時00分からの御祈祷があった模様。

なるほどね。

しかし、、、




雲ひとつない、いい天気です。

遠くに見える海は、福島原発から放射性物質がタレ流し状態の太平洋ですな。





13時07分 豊橋到着。

そして、





13時23分、東海道本線 浜松行きに乗り換えです。


そして東西に長ーい静岡県に突入。

お茶畑の中、揺られること約30分、、、

13時57分に浜松駅到着。





さらに、14時10分発の東海道本線 静岡行きに乗り換え。





ココから1時間、15時20分に、静岡駅到着。

そして、急いで15時22分の熱海行きに乗り換えです。





乗った瞬間にドアが閉まるという、かなりギリギリの乗り換え。

ココまで特に写真がないのは、電車内で寝たり起きたりのゾンビ状態を繰り返していたタメです。


一応、ココからは目が覚めていたのでね、しっかり撮りましたよ、彼の優美な姿を。




どーです!!
って言われてもアレでしょうが、、、

とにかく、この日は”ド”快晴で、富士山がとてもキレイでした。


しかし、ソコからまたウトウトと、老人ホームのおじいちゃんなみにうすら寝をしてしまい。。。

気がつくと熱海駅ちかく。


そして16時42分、熱海駅に到着です。

ココまで来るとトーキョーまではあと少しだし、お腹も空いたし、たしか駅直結の足湯があったハズなので、足湯に浸かるために一旦下車してみました。





すでに、日も傾き始めています。

さっそく足湯へ向かうと。。。





ありゃー!

残念ながら、1時間前に終了してました「家康の湯」。。。ガーン。


気をとりなおし、とりあえずゴハンを食べようと、アーケードの商店街を降りて某すし屋へ。





まあ熱海といえば、新鮮な魚ですからね。

ココでお好みセットと蟹汁を注文。








オイシかったのですが、残念ながらヒロシマの『やましろ』にはかなわないですな。

なーんて、少々の不満を残しつつ店を後に。


アーケード街をウロウロしていると、「お!」っと思わず声が出てしまいましたが。。。

何だかオシャレ臭漂うカフェを発見です。




コチラは『KICH+(キチプラス)』という、食事も出来るカフェ。

さっそく、入ってみることに。


すると、しらす丼がまだ食べられるとのことで、とりあえず注文です。





コチラは、梅ジュース。

甘酸っぱい味が疲れた体を癒してくれます。

そして、、、




ドーン。

コチラがしらす2色丼。

かまあげと生のふたつのしらすを堪能できます。

ボリューム満点!しかも、めちゃめちゃウマウマでした。

ついでに、、、





桜海老しらすチーズトーストも思わず注文。

左にしらすが、右に桜海老がチーズの下にかかっています。

コチラも超がつくほどの激ウマ。


ちなみに、もう一店カフェのみの営業をしている『KICH』というお店もあるそう。

熱海に行かれる際は、ぜひ!


さて、無駄に食べ過ぎて、お腹もいっぱいいっぱいになったところで熱海駅へ移動です。





18時10分発の東海道線 東京行きに。





日も落ち、辺りはすでに真っ暗。

かれこれ2時間ほど電車にユラれていると、、、





19時55分、ついに東京駅に到着。


いやーまるまる1週間。

体感的には意外と短く感じましたが、体の方は正直でして、かなーりボロボロ。

自分に「お疲れさまでした!」の一杯もなく、家に着いた瞬間に即寝でしたね。



青春も過ぎたオトコのロマン感じる青春旅も、コレにて終了です。

今回の旅で分かったことは、西日本の人の方が、いま日本が直面している原発問題や放射能問題、そして復興問題に対して真摯に向き合っている人が多いということ。
それはおそらくテレビなどのメディアが、キチンと問題に向き合った報道をしているからなんでしょうね。
だから、何が正しいのかを考えさせてくれる。

東日本方面のメディアは、単純に”安全”ばかりを押し付けて、「不安を煽る」とか、そんなワケの分からん理由でビミョーなニュアンスだけを伝えるために、逆に不安を煽っている。

そこが意識的な部分に生まれたモノの”違い”なんでしょうな。


まあ最初から分かっていたコトですが、問題に対してまっすぐ向き合うというメディアの重要性、必要性を、3.11から1年を迎えるにあたって、あらためて感じました。

旅の目的である、現状を打開するためのヒントはそこにあると思います。





手元に残ったのは、この日にちの印が押されたたった一枚の「青春18キップ」のみですが、心の中にはなにか大きな”いいモノ”が残った、そんな今回の旅でした。


では、またお会いしましょう。




(おわり)



Comments are closed.

Trackback URL