TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

Tokyo News : April 25, 2012 @ 21:25

こんどはビッチを深堀り!湯山玲子の『ビッチの触り方』



クリエイティブディレクターであり、作家であり、気鋭の論客であり、そしてオンナの教祖である”湯山玲子”が、日本の”ビッチ”を深堀りした新作『ビッチの触り方』を、飛鳥新社より2012年4月27日にリリースする。


寿司の魅力にハマり自らにぎってしまった寿司企画『美人寿司』や、ダンスミュージックやクラブカルチャーに迫った著書『クラブカルチャー! 』、そして『女装する女』をはじめとするさまざまな著書では現代のオンナのあり方について主張し、トークショウでは玉切れ知らずのマシンガントーク、『四十路越え』ではまさかの続編まで出してしまったほどの天井知らず、いや床上手な人気を見せつけている”湯山玲子”。


そんな彼女が、こんどは日本の”ビッチ”を深堀りし、現代ニッポンの”ビッチ”カルチャーを論考。


欧米では”蔑み”のコトバとして、ニッポンでは欧米文化を奨励する若者が英語の意味も解らずに使用するコトバ、”ビッチ”。

いわゆる性欲旺盛の女子、肉食女子のことなのだが、今作ではそんな”ビッチ”たちを近過去の歴史や社会の実情とあわせて分析。


言ってしまえば、現代女性のいまどきセックス事情、『anan』の「セックスでキレイになる」から13年後の真実がココに。


湯山玲子の書き下ろしテキストに加え、”ひなきみわ”のエロ可愛いイラストによる当世ビッチ事情16種考、岩井志麻子、松沢呉一との対談も収録し、多方面からのビッチに”触って”いる。


ちなみに、セールスポイントは、以下の5つだそうだ。

1. 最近街で見かける、どう考えても立ちんぼじゃないか? と思われる、ホアーな格好の娘さんたちの真相がわかる。
2. ビッチになぜ女性たちが憧れるのか、という”なんとなく”のムードの理由がわかってスッキリする。
3. 「ああいうオンナ、いるよね!」と、飲み会の話のネタになる。
4. 連続不審死事件容疑者、木嶋佳苗の存在に納得がいく。
5. 世の中の女性はみなビッチだ、という想いに至る。


ウーム、、、深い、深すぎる!


とにかく、オトコは寝る前に、オンナは仕事中に、それぞれ読むベシ。



女の品行というものは、男が思っている以上に乱れているが、同時にまた、男が思っている以上に清潔だ。(織田作之助)




湯山玲子
『ビッチの触り方』





出版社:飛鳥新社
発売日:2012年4月27日
価格:¥1,365(税込み)


予約・購入はコチラ
http://www.amazon.co.jp/ビッチの触り方-湯山玲子/dp/4864101671


・湯山玲子(ゆやま・れいこ)
ジェンダー、音楽、ファッション等、カルチャー全般を自在に横断する論客にして、締め切りと聞くとすぐに外国へ行ってしまう悪女見習い。
『ゲーテ』誌で坂本龍一氏と「男女公論」を連載し、新世界では「爆音クラシック」を主催。
著作に『女ひとり寿司』、『クラブカルチャー! 』、『女装する女』、『四十路越え』などがある

・ひなきみわ
マンガ家。リアル・ビッチの生態をテーマに「モーニング」誌で連載を始めた素っ裸4コマ『Miifa』でデビュー。
実体験フィクションという意味不明のジャンルを確立し、すぐに話題を呼ぶ。
「マーガレット」誌では、女子中学生4コマ『Piyocolate』を連載している。


Comments are closed.

Trackback URL