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Movie Life : June 21, 2012 @ 23:50

MOVIE LIFE 082 『ワン・デイ ─23年のラブストーリー─』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画と過去に見たDVDなどを中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 082 『ワン・デイ ─23年のラブストーリー─(原題:One day)』




どの1日も、あなただけを見ていた──。



□ストーリー

真面目でしっかり者の”エマ”と、自由奔放で恋多き男”デクスター”。

23年前の”7月15日”。大学の卒業式で、はじめて会話を交わしたふたりは、魅かれあうものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選ぶ。


エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。
一緒に旅行に行ったり、恋の悩みを相談したり、大喧嘩をしたり。
それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。


そんなある年の”7月15日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。

そしてさらに積み重なる”7月15日”。

ふたりの恋の結末は?


“運命の7月15日”がふたりに近づいていた──。





□オレ意見
評価:☆☆☆☆☆(満点は5個)


『17歳の肖像』のロネ・シェルフィグ監督の最新作。

最近アクションなんかにも挑戦している、カワイイ系キャラの”アン・ハサウェイ”が、ひさびさに挑んだ恋愛ストーリー。


とある”日─ふたりの出会いの日(7月15日)”をキーワードに、さまざま年ごとの7月15日にフォーカスして23年後まで展開する物語。

まさにその名の通り”ワン・デイ”なワケだが、個人的にこの映画は恋愛ストーリーというよりは、ライフストーリーというジャンルに割り当てた方が合っているような気がする。


ストーリー説明の「真面目でしっかり者の”エマ”と、自由奔放で恋多き男”デクスター”」という部分のとおり、予想通りどんどん悪くなって、落ちぶれていく”デクスター”、そしてそれを陰から支える”エマ”、という物語の流れを観ていて、あーもうなんとなく話が分かった、どうせあんな感じになるんでしょ!なんて思いながら、のほほんと観ていると、『ファイナル ディスティネーション』なみの衝撃すぎる急展開に、おっと、そう来るか!?と思わず声が。。。

その後のネタあかし的な謎解きストーリーで、なるほどそういう意味だったのか~と、すべて納得。


人と人の出会いは、やはり運命なんだなーと、あらためて実感できる、そんな一本だ。





2012年6月23日より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

『ワン・デイ ─23年のラブストーリー─』





監督:ロネ・シェルフィグ

出演:アン・ハサウェイ/ジム・スタージェス/パトリシア・クラークソン/ケン・ストット/ロモーラ・ガライ/レイフ・スポール


配給:アスミック・エース


公式サイト:http://oneday.asmik-ace.co.jp/




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