ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。

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FILE 134 V.A 『A Day Of Rain – UNKNOWN perspective-』

クリエイティヴ・マガジン『DESTINATION MAGAZINE』と純国産音楽レーベル『UNKNOWN season』がタッグを組んで、初のフィジカルアルバム『A Day Of Rain – UNKNOWN perspective-』を2012年7月18日にリリース。


音楽シーンを中心に、独自の視点による編集でファンを増やしつづけている東京発のフリーペーパー『DESTINATION MAGAZINE』。

そして、設立からわずか2年弱ながら世界のトップDJやアーティストから高い評価を獲得し、ジャパンクオリティを世界にハ発信しつづけているレーベル『UNKNOWN season ( アンノウン・シーズン)』。


インディペンデントに活動していたふたつのクリエイティブが、突如オフセット衝突し、このアルバムが生み出された。


今作では、『UNKNOWN season』の音源を、『DESTINATION MAGAZINE』が選曲し、さらに日本人DJ／クリエイターの”Hiroshi Watanabe”による新曲や、いまや世界が注目する音楽クリエイター”9dw（ナインデイズワンダー）”のこのアルバムでしか聴けない完全未発表音源の”Ryoma Takemasa remix”なども収録。


おススメは、Hiroshi Watanabeによるタイトル曲にもなっている 「A Day Of Rain」。
夏でもなく、冬でもなく、雨が思い浮かぶこの曲。
最近の雨の多いトーキョーの空事情、コレを聴きながらトーキョーの街を歩くのがイイ。


ストイック過ぎるビートがたまらない”Converge+”の 「Oblaat」
“Converge+”は、グラフィック・デザイナー、書家、サウンド・クリエイターと多彩に活動する”TAKASHI SASAKI”と、SATOSHI TOMIIE のオフィシャル・パーティー『SAW@AIR』でレジデントをつとめ、国外でもプレイを重ねる”DJ ENDO”によるダンス・ミュージック・デュオ。


そして、透明感あふれるkokoz「Ohm」。
マツクマコウと佐藤甲介のユニット”kokoz”が織りなす、この猛暑すら忘れてしまいそうな涼しげなチルアウト。
まさにサウンドクーラー。


他にも純国産サウンドが目白押し。

ちなみに、初回プレス分のみ、”Kenichiro Nishihara”によるデジタル・ボーナストラックをCD購入者全員がダウンロード出来るパス付き。


とにかく、このジャパンクオリティ。

まずは、聴いてみるのココロ。




V.A
『DESTINATION MAGAZINE meets UNKNOWN season “A Day Of Rain – UNKNOWN perspective-”』


価格：¥2,100（税込）
レーベル：UNKNOWN season（USCD-1001）

発売日：2012年07月18日


□トラックリスト
01. Through Tone「You Have No Choice」
02. 9dw「Right On（Takemacycle Sloppy Drums Dub）」
03. Beatblocks「Dice」
04. Cherry「Fragile（The Saturday Dawn Edit）」Interlude 1
05. Converge+ 「Oblaat」
06. Beatblocks 「Waterfall（Dazzle Drums Remix）」
07. Hiroshi Watanabe 「A Day Of Rain」
08. Cherry 「Fragile（The Saturday Dawn Edit）」Interlude 2
09. kokoz「Poco Muted（YOSA Remix）」
10. Ryoma Takemasa「Mini House Groove#4」
11. kokoz「Ohm」


UNKNOWN season：http://unknown-season.com/
DESTINATION MAGAZINE：http://www.destination-tokyo.com/