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Daily Life w/ Music : October 11, 2012 @ 15:08

FILE 144 土岐麻子『CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 144 土岐麻子「CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~」


シティポップクィーンの”土岐麻子”が、自身がリスベクトする邦楽をシティポップサウンドでカヴァーしたアルバム『CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~』をリリース。


コレまでにさまざまなポップスをカヴァーしてきた彼女だが、全曲がカヴァー曲というのは初らしい。

毎度のコトながら、アレンジが素晴らしい。

オリジナルの風味をのこしながらも、しっかりと自分の歌にしているのがスゴい。


おススメは、「シーズン・イン・ザ・サン」。
“TUBE”の86年の曲。
夏しか活動していないイメージの強い彼らの曲を秋にリリースするとは。。。
しかも、秋っぽいアレンジがイイネ!


そして、岡村靖幸の90年の曲「カルアミルク」。
最近、不死鳥のごとく復活をとげた岡村ちゃん。
コチラも、90年代の曲を80年代調のテクノポップ的にカヴァーするとは、恐れ入りました。


つづいて「メイン・テーマ」
薬師丸ひろ子の84年の曲で、コチラは角川映画『メイン・テーマ』の主題歌。
「当時、角川映画、流行ってたなー。原田知世とか、、、」と思わずノスタルジックに浸ってしまうようなラテンポップカヴァーが最高。


さらに、松任谷由実の1994年の作品「Hello, my friend」。
これは、、、もうとにかく聴いてほしい。
それだけ。


このままいくと全曲おススメになってしまいそうなので、ココまで。

なんといっても、彼女の声がイイんだな。


ジャケットのカセットテープたくさんのアートワークは、ファッションブランド『yuge』のデザイナー”弓削 匠”氏によるもの。
ジャケからしてこのアーバンな感覚が、カントリーボーイのワタクシにはたまらない。


カヴァーだけど、カヴァーじゃない。

極上のシティポップサウンドをアナタに。




土岐麻子
『CASSETTEFUL DAYS ~Japanese Pops Covers~』


価格:¥2,415(税込)
レーベル: rhythm zone(RZCD-59190)

発売日:2012年10月10日


□トラックリスト
01. イージュー★ライダー(奥田民生 / 1996年)
02. シーズン・イン・ザ・サン(TUBE / 1986年)
03. カルアミルク(岡村靖幸 / 1990年)
04. 愛について(スガ シカオ / 1997年)
05. くちびるヌード(高見知佳 / 1984年)
06. メイン・テーマ(薬師丸ひろ子 / 1984年)
07. I LOVE YOU(オフコース / 1981年)
08. Hello, my friend(松任谷由実 / 1994年)


土岐麻子オフィシャルサイト:http://www.tokiasako.com/


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