Daily Life w/ Music : July 12, 2013 @ 17:46
FILE 177 星野みちる『星がみちる』
ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。
FILE 177 星野みちる『星がみちる』
“星野みちる”が、イン・ザ・スペースなアルバム『星がみちる』を、2013年7月17日にリリースする。
“星野みちる”といえば、ご存知の方もおおいと思うが、”AKB48″の初期メンバー。
“AKB48″自体にはまったく興味がないのだが、このアルバムはエレクトロポップで、スペイシーで、スパイシーで、ハートにキュンキュン来ちゃうくらいの激ヤバサウンド。
「ダレだ、こんなヤバいサウンドワークスをしたのは!?」とおもい、クレジットをみてみるとやはりキタ!プロデューサーに”DJ はせはじむ”と”マイクロスター”の”佐藤清喜”。
そんなサブカルマスターのおふたりがプロデュースしていたのね。
そりゃ、ヤバいわ。
ちなみに彼女、アイドル出身といいつつも、かなり歌がウマい。
おススメは、「私はシェディー」。
7インチ・シングルが激売れしたのもわかる、あのネタまんま使い、、、いやほどよくオマージュしたエレクトロニック・スペース・ポップ。
コレは、好きなヒトは好きでしょ。
そういえば、”ドリカム”にもこのネタをつかっている曲があったような。。。
そして、夏っぽいレゲエサウンドの「オレンジ色」。
『気まぐれオレンジロード』っぽい、シーサイドの夕方、オレンジな風景が容易に目に浮かぶ。
その「オレンジ色」を、”Dub Master X”が超極上のダブミックスチューンに料理した「オレンジ色 -Dub’s sweet orange dub-」なんかは、オリジナルよりさらに西日がキツいイメージ炸裂で、かなーりドープでヤバめなセンチメンタル・ラヴァーズ。
さらに、シティポップ感あふれる「ワンダランド」。
ココロおどるダンスチューンで、なんだかかなりアガる。
このさわやかな感じがたまらない。
という感じで、アイドル臭がまったくしない、実力派シンガー感たっぷりの10曲。
まさにメインストリームとサブカルチャーのオフセット衝突的ないちまいだ。
星野みちる
『星がみちる』
価格:¥2,415(税込)
レーベル:HIGH CONTRAST RECORDINGS(HCCD9538)
発売日:2013年7月17日
□トラックリスト
01. 星影のステラ
02. い・じ・わ・る ダーリン
03. 私はシェディー
04. オレンジ色
05. オレンジ色 – Dub’s sweet orange dub -
06. 真空キッス
07. トワイライト・ブルー
08. ワンダランド
09. 一緒に旅する君へ
10. スターダスト
VIVID SOUND:http://www.vividsound.co.jp/
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