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ブラインドからのぞき見た世の中 : September 27, 2013 @ 15:39

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.97『金とスポーツの切れ目』



さて、2020年トーキョーオリンピック。


2013年9月7日にトーキョーでの開催が決定してから、
国内でさまざまな動きがはじまりましたね。

とくにフクシマの原発事故関連には、政府もチカラを入れてきているようには見えます。

ま、ホントはソレがあたり前なんですけれど。。。


それにしても、このオリンピック招致にむけた活動、
いやむしろ決める側の動きにおいては、
どうもむかしから腑に落ちない点がおおいんですよね。


今回のトーキョー開催決定にいたるまでに、
日本側はさまざまなキーマンとなるIOC委員と会合?会食?を連日のように催しています。

いわゆる、「ロビー活動」と呼ばれる、ハッキリ言うと”接待”なんですけれどね。

営業活動的なものと言ってしまえばそれまでですが。。。

しかし、むしろメディアをつかった情報操作とか、
そういった諜報活動にちかいものと言っても過言ではないでしょう。


例えば、ソルトレイク五輪のときなどは、
アメリカの招致委員が賄賂を渡しまくったという「ソルトレイク・スキャンダル」とか、
長野五輪のときには、当時のサマランチ会長のゲイシャ遊びをはじめ、
さまざまなモノに湯水のごとくお金がトンでいったワケです。

こういったよく分からない「ロビー活動」という名の過剰接待の上で、
オリンピックの開催国が決まっているという事実。

なんだか、スポーツとはまったく関係のない部分がキーポイントになっているような気がしますよ。

「ロビー活動」、、、ホント、モノは言いようですな。

残念なくらいお金の匂いしかしない。

スポーツマンシップとはかけ離れたセカイですよ。


トーキョーなんて、
コレからのさまざまなインフラ設備や整備などにかかる支出もそうですけれど、
コレまでの「ロビー活動」の出費もかなりなモノなんじゃないかと思います。


ちなみに、今回、トーキョーに招致するための必要経費ですが、
2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の企画書によれば、
75億円(83.3百万米ドル)を想定しているとか。

内訳的には、民間資金を38億円(42.2百万米ドル)調達し、
東京都から37億円(41.1百万米ドル)を資金提供だそう。

今回のプレゼンまでの招致費用は、招致委負担分を合わせれば7億円以上との見積もり。
コレが「ロビー活動」もふくめた金額。
ただ、実際にナニにいくら使われたかはハッキリしていませんけれどね。

大会運営予算は、約3000億円。
猪瀬東京都知事なんかは、45億米ドルもの大会開催準備基金があるとプレゼンで公言してましたね。

ちなみに開催における経済効果の見積もりは3兆円だそう。
コレも、とくにハッキリした根拠があるワケでもないみたいなんですけれど。


お金を湯水のように使って、コッチの儲けは3兆円。
純利はもっと低い金額になるんじゃないでしょうか。


そうすると、いちばんオイシー思いをする、したのはダレ?ってところです。

もちろん開催することでの、利点はありますよ。
フクシマの原発事故しかり、いろいろと止まっていたモノゴトが、コレを気に見直されるとか。
老朽化しはじめているインフラが整備されるとか。
雇用が一時的に増加するとか。

だからって、両手ばなしでよろこべるか?といわれたら、素直に喜べない自分がいるのです。


とにかく、こういった「IOC」の過剰接待の賄賂まがいで決めるやり方がどうも気に入らない。
このお金、われわれの税金ですからね。

なんだか、バカにされている気分がしてなりませんよ。


まさに、金の切れ目は、スポーツの切れ目、、、もとい!
オモテナシの切れ目は、スポーツの切れ目ってことなんでしょうな。


開催国にとって、百害あって一利アリなのか。
もしくは、皮を切らせて、肉をぶった切れるのか。


結局のところ、
いちばんオイシーのは「ワタシ、オイシー!(I OC)」ってコトなのかもしれませんね。
みなさんは、どう思われますか?



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