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Movie Life : December 17, 2013 @ 14:01

MOVIE LIFE 123 『キューティー&ボクサー』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画を中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)





MOVIE LIFE 123 『キューティー&ボクサー(原題:CUTIE AND THE BOXER)』




A LOVE STORY



□ストーリー

ニューヨーク在住40年、
現代芸術家”篠原有司男”81歳、通称”ギュウチャン”。

妻であり、母であり、アーティストでもある”乃り子”。

これはふたりの愛と闘いの記録。






□オレ意見
評価:☆☆☆☆☆(満点は5個)

ニューヨークでアート活動をつづける現代芸術家の”ギュウチャン”こと”篠原有司男”氏と、”乃り子”さん夫婦による、世にも奇妙な物語。


“ギュウチャン”といえば、超アクションアートのボクシングペインティングで一世を風靡した、現代アーティスト。

一方、”乃り子”さんは、ニューヨークでアーティストを目指す女の子”Cutie”とそのダメダンナ”Bullie”の物語『キューティ』を描く、マンガ作家。

『キューティ』は、おそらく自身のおはなしかなー、と。


ニューヨークで活動しているアーティストの”生”の生き様を5年間撮りつづけ、夫婦間のスーパーリアルを描いた本作。


日本のテレビ番組にアリガチな大人数家族系の『ビックなんとかダディ』的な、夫婦危機一髪”風味”とはちがう。

とにかく、演技もヤラセもNGも一切なしの、一触即発、超リアル黒ヒゲ危機一髪。

ただ、我々のおもい描いている、ニューヨークのアーティストの生活──ドラマ『SEX AND CITY』とかに出てきそうな、、、いわゆるアーティストの生活とは、ちょっとちがう姿かな。


愛があるとはいえ、生活はいろいろと大変そう。

でも、なんだかうらやましい


ちなみに、監督の”ザッカリー・ハインザーリング”は、長編としてはコレが初の監督作品とのコト。


ニューヨーク的でありながら、ドコか浅草的。

まさにダウンタウンブギウギというべきか。

そんなほんわかする篠原夫婦の、アヴァンギャルドで波瀾万丈の日常。


日本人ならば、ダレもが一度はこういう夫婦になれたらなーとおもう、、ハズだ。






2013年12月21日 シネマライズほか全国ロードショー!

『キューティー&ボクサー』





監督:ザッカリー・ハインザーリング

出演:篠原有司男/篠原乃り子


配給:ザジフィルムズ、パルコ
提供:キングレコード、パルコ


オフィシャルサイト:http://www.cutieandboxer.com/



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