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Daily Life w/ Music : February 19, 2014 @ 16:17

FILE 208 Schroeder-Headz『Synesthesia』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 208 Schroeder-Headz『Synesthesia』


ピアニスト、”渡辺シュンスケ”による未来形ピアノトリオ”Schroeder-Headz”が、約3年ぶりとなるセカンドフルアルバム『Synesthesia』をリリース。


ジャズを中心にさまざまなジャンルをおり混ぜつづ、自身の道をすすみつづけている”Schroeder-Headz”。

最近では、”土岐麻子”センセイといっしょにツアーをまわったりしているので、ご存知の方もおおいカモ。


今作では、ポップスというか、AOR、フュージョン、ニューミュージックにちかい感じを展開。

もちろんのコトながら、全曲インストね。



おススメは、「Blue Bird」。
流れるようなピアノ、高速ビート、そしてそれにカラむようなストリングス。
クラシック調のサウンドからは、壮大な荒野を、白い馬がはしっている、、、そんなようなイメージかな。


そして、アルバムの中ではいちばんジャズっぽい雰囲気の「Tokyo Tribal Sacrifice」。
80年代のジャズとエレクトロミュージックを融合させたときの、
“ハービー・ハンコック”的な、レトロなジャズとモダンなジャズの融合したようなサウンドで、
そのあたりが好きなヒトにはかなりハマるかもね。


さらに、「Far Eastern Tales」。
YMO的なチャイニーズ、オリエンタルポップサウンド。
そういえば、”土岐麻子”センセイのライブでは、コレに彼女の歌がはいったバージョンを披露していたな。
いい感じのシティポップ感アリ。



アルバム・アート・ワークは、”ASIAN KUNG-FU GENERATION”などのジャケットを手掛けるイラストレイター”中村佑介”氏の書き下ろしとのコト。


なんだか、AORとか、フュージョンとか、シティポップスとか。。。

80年代の、、、あのころのゆたかなサウンドを彷彿させる、そんなナイスグルーヴないちまいだ。







Schroeder-Headz
『Synesthesia』



価格:¥ 2,730(税込)
レーベル:ビクターエンタテインメント(VICL-64128)

発売日:2014年2月19日


□トラックリスト
01. Memento Mori
02. Blue Bird
03. 3 on 3
04. Follow Me
05. Tokyo Tribal Sacrifice
06. Far Eastern Tales
07. Petal
08. Midnight Sun
09. Wildthing’s Arm
10. The Award for The Most Stupid Question



“Schroeder-Headz”オフィシャルサイト:http://schroeder-headz.com/


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