tokyo feature : March 27, 2014 @ 15:24
トーキョーシティポップス Vol.14 ──same as usual
アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。
日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。
2014年3月のテーマは、「いつも通り」。
3.11から3年。
トーキョーの街は、すでに”いつも通り”を取りもどしています。
しかし、被災地では、3年経ったいまでも、生活も街もまだまだいつも通りとまではいかない状況。
そんな状況もあり、今回はただたのしさだけを感じるモノではなく、いろいろな葛藤を感じる選曲となっています、、、のかな。
という感じで、この選曲を聴いて、まずはちょっとした”いつも通り”感を感じていただければ、コレ幸い。
どうぞ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。
March『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.14 -same as usual-』

01. 「いつも通り」SUGAR BABE
『SONGS』
毎年3月は、やはりこの曲からはじまってしまいそうです。
2013年3月のVol.02でも選曲した”SUGAR BABE”の「いつも通り」。
“山下達郎”、”大貫妙子”さんを中心とする、伝説的なバンドですね。
このハスキーなグッドボーカルは、”ター坊”こと大貫さん。
3.11から3年。
アナタの街は”いつも通り”ですか?
02. 「マジック・カーペット・ライド」野宮真貴
『30 Greatest Self Covers & More!!!』
野宮真貴さんのデビュー30周年アルバムから。
プロデュースは、”小山田圭吾”こと”CORNELIUS”。
アナタなら、マジック カーペットに乗って、ドコに行きたいですか?
ワタクシは、、、アソコだな。
というコトで、エキゾチックなアレンジが、ちょっとしたトリップ フィーリングにさせてくれます。
03. 「タマシイ」benzo
『DAYS -Deluxe Edition- (2013)』
90年代後半に活動していたバンド”benzo”。
彼らの99年にリリースされたアルバム『DAYS』から。
残念ながら、2001年に解散してしまったとのコト。
ちなみに、このアルバム、2013年に再発されてます。
ナイスなシティポップサウンドなので、機会があれば手に入れていただきたい逸品。
04. 「Who Are You?」芳野藤丸
『Yoshino Fujimal』
TVドラマ『探偵物語』の主題歌でおなじみ”SHOGUN”のギタリスト”芳野藤丸”が、82年にリリースしたソロデビューアルバムから。
カッティングギターにネットリとカラむサックス。
もう狂おしいほどのシティポップ感。
ちなみに、途中からデュエットで入ってくるナイスな女性ボーカルは、”桑名晴子”さん。
このアルバム、全体的にすばらしいサウンドで、かなりおススメ。
2013年にCDで再発されているので、コレは買いです。
05. 「Uptown」吉田美奈子
『Twilight Zone』
77年にリリースされた本作。
名曲「恋は流星」も収録されているアルバムですが、全体的にはメローなサウンドが中心。
ソウルフルな美奈子さんのボーカルに、無造作にブロウするサックス。
後半の繰りかえされるボーカルの感じが、ちょっとサイケでドラッキーですが、全体的には気持ちいいフュージョン。
ちなみにプロデュースは本人と、”山下達郎”。
06. 「Midnight Romance」WONDER HEADZ
『Wonder Wanderer』
バンド”Nabowa”の”川上優”と”堀川達”による生音コズミックディスコ デュオ”WONDER HEADZ”。
2014年にリリースされたばかりのデビューアルバムから。
ここ数年、「コズミック」というコトバがひとつのキーワードになっていますが、じつはそんなにあたらしいモノでもなかったりします。
80年代フュージョンサウンドなんかは、この手のブっ飛び系はたくさんあったし。
とはいえ、この感じは個人的にもかなり好き。
夜明けが似合う、そんなナイスコズミックなサウンドです。
07. 「ピンク・シャドウ」山下達郎
『IT’S A POPPIN’ TIME』
78年にリリースされた”山下達郎”のライブアルバムから。
“ブレッド&バター”のカヴァーですね。
キーボードに”坂本龍一”、コーラスに”吉田美奈子”、サックスに”土岐英史”と、すばらしいミュージシャンたちが参加。
それにしても、目をつぶると実際にピンクの光を感じるんですよ。
ソコが、達郎サウンドのスゴいところですね。
08. 「怒れる海賊たち -THEME OF ANGRY PIRATES-」田辺信一
『病院坂の首縊りの家 オリジナル・サウンドトラック盤』
コチラは、”横溝正史”の映画『病院坂の首縊りの家』のサウンドトラックから。
名探偵”金田一耕助”役に、ヘイちゃんこと”石坂浩二”。
物語のいちばん最初で、とある米軍キャンプにあるクラブで、”パイレーツ”というバンドが演奏している、というシーン。
とにかく、触るものみな傷つける、そんなナイスなフリージャズです。
そろそろいろんなモノゴトに怒ってもいいんじゃない?という選曲だったり。。。
09. 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」八代亜紀
『夜のアルバム』
演歌歌手としてはおなじみの”八代亜紀”さんですが、じつはこういうジャズをうたったらホントにウマい。
アノしゃがれ声がいい感じにジャズに合います。
コチラは、54年に生まれたジャズのスタンダードナンバーですね。
さまざまなヒトがカヴァーしていますが、その中でも八代カヴァーは秀逸なカヴァーのひとつ。
プロデュースとアレンジは、元”ピチカートファイブ”の”小西康陽”氏。
10. 「外は戦場だよ」青葉市子&コーネリアス
『攻殻機動隊ARISE O.S.T.』
Vol.13でも選曲した『攻殻機動隊ARISE O.S.T.』。
コチラは、2013年末に公開された『攻殻機動隊ARISE border:2 Ghost Whispers』の、”青葉市子”が歌うエンディング。
プロデュースは”コーネリアス”で、作詞は”坂本慎太郎”。
アニメのサントラのなかでもクオリティももちろんのコト、かなり芸術性の高い作品です。
『デザイン あ』の雰囲気とちょっと似ているのは、小山田節ってコトで。
11. 「そのまま」荒井由実
『Yuming Brand Part 2』
73年にリリースされたアルバム『ひこうき雲』に収録されたこの曲。
ザッツ・アメリカ的な70年代のサウンドに、ユーミンのハイトーンボーカル。
まさに”キャロル・キング”ですね、コレは。
とにかく、このアルバム自体がいいですから。
プロデュースは”細野晴臣”さん。
まだ持っていないヒトは、ぜひ買って、自分の音楽的叡智をたかめるコトをおススメします。
12. 「Rocksteady」Baron & Jordon
『Where Did It Go?』
ボードビリアンの”バロン”くんのアルバム『Where Did It Go?』から。
さびしいウクレレと、泣きのトランペット、そして”バロン”くんの歌声。
コレがとってもイイんです。
ココロとカラダに沁みる、そんなグッドバラード。
13. 「私の青空」夏木マリ
『GORILLA』
96年にリリースされた”夏木マリ”さんのアルバム『ゴリラ』から。
オトコと別れて、ひとりになったオンナの希望を感じる、そんなちょっとだけ元気になれる曲です。
プロデュースは、”小西康晴”さん。
アコーディオンは、coba。
このパリっぽいサウンドに、”夏木マリ”さんの声がとても合う。
かなり好きな曲です。
14. 「イツモドオリ」SPARKLING☆CHERRY
『SPARKLING☆CHERRY』
シンガーソングライターの”cherry”をフィーチャーした都会派6人組、”SPARKLING☆CHERRY”が2014年にリリースされたデビューアルバム。
コレが、かなりイイ感じのグルーヴ。
アレっぽいサウンドにドコかで見たようなジャケット。
ナイス、シティポップ。
15. 「What a Wonderful World」中島ノブユキ
『pianona』
音楽家の”中島ノブユキ”さんのアルバムから、”サッチモ”こと”ルイ・アームストロング”のカヴァー。
ハスキーでボーカルは、”TICA”の”武田カオリ”。
このメローな感じのアレンジがとてもいいです。
さすが中島さん。
ま、なんだかんだ言っても「世界はすばらしい」ってコトで。
16. 「都会」サノトモミ
『ミッドナイトエクスプローラー』
札幌のダイヤモンド、”サノトモミ”。
“流線形”のボーカリストとしてもおなじみですが、そんな彼女の2005年にリリースされたソロデビューアルバムから、”大貫妙子”の「都会」のカヴァー。
ナイスメローなすばらしいアレンジと、透きとおったサノさんの歌声。
ココロにすうっと入ってきますよね。
ナイス シティポップ。
※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。
Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)
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