TYO magazineトーキョーマガジン

Archive

 

rss 2.0

Tokyo News : April 25, 2014 @ 12:48

今年も開催!──『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 -春の名作劇場-』



昨年に引きつづき、『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 -春の名作劇場-』が、2014年4月29日に東京ウィメンズプラザホールで開催される。


1992年より毎年開催され、今年2014年で第23回目をむかえる『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』。


この「名作劇場」は、過去に上映した作品から人気のあった作品や、話題作をリバイバル上映する特別上映会だ。

今年は、セクシュアル マイノリティの話題のなかでもとくに関心の高い”同性婚”をあつかった『幸せの選択』や、昨年上映された注目ドキュメンタリー『エミリー -青春へのパス』、そしてトランスセクシュアルを描いた『ロミオ』を上映する。


しかし、映画祭自体は盛りあがりはじめてはいるが、冬期オリンピックが開催されたロシアでは「同性愛宣伝禁止法」という法律が制定されたり、ウガンダでは”ムセベニ”大統領が同性愛を処罰する「反同性愛法」に署名するなど、残念ながらセクシュアル マイノリティへの風当たりは、国によっては年々つよくなりはじめているのが現実。


地球には50億もの人口がいて、多種多様な人間がいるのは当たり前。

まずは、隣人をみとめるコトからはじめる、というコトで、来週はぜひ映画祭へ。




2014年4月29日
『東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 -春の名作劇場-』



・1プログラム料金(一般/学生):1,000円/800円
・3プログラム料金:2,500円
※チケットは、『東京レインボープライド2014 パレード&フェスタ(2014年4月27日開催)』の映画祭ブース、および当日会場にて販売。   


会場:
東京ウィメンズプラザホール
東京都渋谷区神宮前5-53-67
TEL. 03-5467-1711(代)
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/


主催:
東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会

協賛:アルファ ロメオ    

協力:Tokyo Rainbow Week 2014
※このイベントは、『Tokyo Rainbow Week 2014』に参加しています。    

オフィシャルサイト:http://tokyo-lgff.org/

Twitter:@TokyoLGFF
Facebook:TokyoLGFF
YouTube:TokyoLGFF


□上映作品紹介

・『幸せの選択(原題:I Do)』





監督:グレン・ゲイロード
(アメリカ/2012年/91分)
上映開始時間:10:50-

「結婚防衛法」に違憲判決が下る前のアメリカ、ニューヨーク。
アシスタントカメラマンとして働くイギリス人のジャックは、亡き兄の妻子を支えながら暮らしていた。突然、就労ビザの更新却下を言い渡されたジャックは、家族のためにアメリカに留まろうとレズビアンの親友アリと偽装結婚をする。
しかし移民局の執拗な調査にアリが恐れをなし、ふたりは離婚。
絶体絶命のジャックにゲイの恋人マノはプロポーズするが──。



・『エミリー -青春へのパス(原題:No Look Pass)』





監督:メリッサ・ジョンソン
(アメリカ/2011年/87分)
上映開始時間:12:50-

エミリー・テイは、LAのチャイナタウン育ちのバスケットボール選手。
ハーバード大学でバスケットボールに励む彼女の目標は、レズビアンであることをカミングアウトし、プロ選手として活躍すること。しかし、敬虔な仏教徒の両親は「大学を卒業したら国に戻ってお見合いを」と迫り──。
家族、人種、”Don’t Ask, Don’t Tell”というポリシー──さまざまな障壁に立ち向かい、コートの内外で情熱を燃やし続けるエミリーの姿を追うドキュメンタリー。

※上映終了後にトークイベント開催。詳細は後日WEBサイトにてお知らせ。



・『ロミオ(原題:Romeos)』





監督:サビーネ・ベルナルディ
(ドイツ/2011年/94分)
上映開始時間:14:55-

大都会に憧れて田舎から出て来たルーカス。
しかし、手配されていた部屋は、なんと女子のナース寮!
ノンケ男子なら夢のような毎日も、ルーカスにとっては苦痛とストレスの連続。
ある日、ルーカスはセクシーでイケメンのファビオと出会い、恋心を抱く。しかし、ルーカスには、ある”秘密”があるのだ。それは、ルーカスがFtMトランスセクシュアルだということ。
果たしてフォビオは、ルーカスの本当の姿を受け入れてくれるのか──。


Comments are closed.

Trackback URL