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Tokyo News : April 25, 2014 @ 13:50

『Lee』が創立125周年──”アジア・パシフィック”ツアーエキシビションを開催!



デニムウェアブランドの『Lee』が、2014年でブランド創立125周年をむかえ、アジア・パシフィック6地域にて『Lee 125th Archives EXHIBITION』と題した、ツアーエキシビションを開催する。


1889年に、アメリカカンザス州でワークウェアとして誕生した『Lee』。


今回の『Lee 125th Archives EXHIBITION』では、東京(日本)、マニラ(フィリピン)、バンコク(タイ)、ニューデリー(インド)、シドニー(オーストラリア)とアジア・パシフィックの6地域をツアーでまわる。

東京は、原宿の”ラフォーレミュージアム”にて、2014年5月9日に開催だ。


会場では、貴重なヴィンテージピースから現在に至るまでのアーカイヴの展示や初お披露目となるコラボレーションの展示販売のほか、”salyu × 小林武史”や”奥田民生”のライブなども開催されるとのこと。

また、2003年より『Lee』ジーンズ本社のアーカイヴを保存管理してきた、”ジーン・スバドレナック”がアテンダントとして来日。


ぜひ、会場で『Lee』の125年という歴史を感じてほしい。






2014年5月9日-2014年5月11日
『Lee 125th Archives EXHIBITION』
Archive Exhibition Asia Tour(Tokyo Station)






開催時間:11:00-17:00
※最終入場は16:30まで

入場料:無料


開催会場:
ラフォーレミュージアム
東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F
http://www.lapnet.jp/space/lmh/


『Lee 125th』オフィシャルサイト:http://www.lee-japan.jp/125/
※開催期間中は、ラフォーレ原宿3Fショップと6F会場にて、さまざまなイベントやキャンペーンを予定。



□『Lee』とは





1889年、”ヘンリー・ディビット・リー”氏がアメリカはカンザス州にて、食品と生活雑貨の卸商”H.D.Lee Company”を設立。当初は、取扱い商材のひとつであったダンガリーズやオーバーオールなどのワークウェアの自社製造を開始。
1911年に本格的に製造をはじめたビブ・オーバーオール、ジーンズ、ジャケットが高く評価される。1913年にはカバーオールとダンガリーを縫い合わせた車整備用の作業着”Lee Union All”を開発しアメリカ陸軍のオフィシャル・ユニフォームとなる。その後、1920年代にはカウボーイパンツ”Lee COWBOY”を売り出し、ワークウェアからウェスタンスタイルの定番ブランドとしての地位を確立。
1944年にはシリーズ名を“Lee RIDERS”に変更、名実共にカウボーイ・ファッションのリーディングカンパニーとなる。1950年代に入ると俳優”ジェームス・ディーン”が公私ともに愛用したことでも知られる”101”ジーンズを中心にファッションとして都会のアウトサイダー達から注目を集める。その後1960年代に入ると、白いコットンサテン地を使った”ウェスターナー”がホワイトジーンズの先駆けとなりアイビーブームの火付け役となる。
1976年、アメリカ建国200年祭にともない、”Lee”製品が初めて日本に紹介される。その後、さまざまなモデルが日本企業によって復刻される。
125年の歴史と伝統を守りつつ、常に革新者として新たな軌跡をジーンズ史に刻み続けている。

『Lee』オフィシャルサイト:http://lee-japan.jp/



□”Jean Svadlenak(ジーン・スバドレナック)”

2003年より、リージーンズ(アメリカ)本社のアーカイブとブランドの歴史を保存管理する専門職として、ミュージアムマネージメントのキャリアをスタートさせる。
アメリカのミズーリ州に拠点を置き、現在も会社沿革の研究やリーのアーカイブコレクションを管理する。その中には1889年創業から現在に至るまでの製品サンプル、カタログ、印刷広告、写真、企業記録等貴重な資料が含まれる。
25年以上のコンサルタントの経験を持つジーンは、現在、ミュージアムやアーカイブのコレクションを探求し保存管理することを専門とする人材の育成も行っており、カンザスシティミュージアムで11年間の在職中、ミュージアム初の女性プレジデントに就任。
2012年、州と郷土の歴史保存および解釈で優れた業績が認められ、”American Association for State and Local History”よりリーダーシップインヒストリーアワードを受賞した。


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