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Tokyo News : July 23, 2014 @ 14:17

50年後のキミに。。。──「CELLAR IN THE SEA」



シャンパーニュ メゾンの『ヴーヴ・クリコ』が、画期的なプログラム「Cellar in the sea(海底貯蔵庫)」を開始し、そのグローバルイベントを2014年6月18日にバルト海に浮かぶオーランド諸島のシルベルスケル島で開催した。


いわゆるシャンパーニュを海にしずめて熟成させようという、この不思議なプログラム。

キッカケは、2010年7月16日にスウェーデンとフィンランドの間にあるオーランド諸島の南の海底で見つかった、沈没船内にあった168本のシャンパーニュ。

このうちの47本が『ヴーヴ・クリコ』によって1839年から1841年につくられたものだと判明し、2010年11月に、回収されたボトルのうちの10本を抜栓し、ワイン愛好家と報道関係者によってテイスティングしたところ、まだ飲むことができることでき、しかも、熟成された味わい深いモノだったとのコト。

2世紀ちかくも前に、しかも、しずんだ船内にのこされていたシャンパーニュが。


コレは保存条件に起因しているのでは?とかんがえた『ヴーヴ・クリコ』。

今回のプログラム「Cellar in the sea」では、「イエローラベル」、「ヴィンテージ・ロゼ2004」、および「ドゥミ・セック」の3種類のボトルを「オーランド ヴォールト」と名づけられた貯蔵庫に収容し、おなじ熟成条件を再現するために、沈没船が発見された水深40mの地点へ。





今後50年にわたり、バルト海の海底で熟成させる予定だ。


ちなみに、海低は、ワインの貯蔵にとってもっとも重要な3つの条件が整っているらしい。

光がとどかず、つねに低い温度に保たれ、静穏な深い海の環境。


もちろん、熟成は管理された条件の下においての話だが、ただコレが次に飲めるのは50年後。

たのしみだけれど、、、生きているかなー。


ちょっと壮大すぎるプログラムではあるが、熟成を大切にしてきた『ヴーヴ・クリコ』だからこその、”飽くなき熟成への挑戦”というコト。

50年後のキミに。。。





Veuve Clicquot presents
『CELLAR IN THE SEA』





□「Cellar in the sea」
熟成プロセスのさらなる解明を目的とした、現在『ヴーヴ・クリコ』が進めている研究プロジェクト。
海低は、ワインの貯蔵にとって最も重要な3つの条件が整っています。光が届かず、常に低い温度に保たれ、静穏な深い海の環境。自然の力を利用する可能性に関心を抱いた『ヴーヴ・クリコ』は、「オーランド・ヴォールト」と名付けられた深海での熟成に適した貯蔵庫を建造しました。
「オーランド・ヴォールト」は、2010年7月16日に引き上げられる前と同じ熟成条件を再現するため、沈没船が発見された地点近くの海中に沈められます。バルト海は塩分濃度が低く(他の海の20分の1)、一年を通して水温が4℃に保たれるという独特の条件下にあります。水深40mでは海草がボトルに付着しないため、ワインにヨウ素の風味が含まれることもありません。
熟成過程の理解と革新に向けたこの新手法について、あらゆる可能性を追求するため、定期的に一部のワインを海中から引き上げ、テイスティングの専門家で構成されるパネルの立ち会いの下、ランスのセラーから出された同種のボトルとの比較テイスティングを実施します。
さらに、それらのワインのサンプルはランス大学とボルドー大学の醸造学部に送られ、バルト海での熟成の秘密を明らかにするための技術的な分析が行われます。


□『Veuve Clicquot』
1772年創業のシャンパーニュ メゾン『ヴーヴ・クリコ』は、2世紀以上にわたり、「品質はただひとつ、最高級だけ」という信念に忠実に、ひたすら最高品質のシャンパーニュを追い求めてきました。
そのエレガントな味わいとともにヴーヴ・クリコを特徴づけるのが、イエローカラーに彩られた自由なスタイル。
軽やかに、遊び心をふんだんに。最先端の感性をまとった真のラグジュアリーで人々を魅了し続けている、大胆でスリリングなシャンパーニュ。
『ヴーヴ・クリコ』オフィシャルサイト:http://www.veuve-clicquot.com/



お問い合わせ先:
MHD モエヘネシーディアジオ株式会社
http://www.mhdkk.com/


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