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Daily Life w/ Music : December 11, 2014 @ 19:04

FILE 257 土岐麻子『STANDARDS in a sentimental mood』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 257 土岐麻子『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』


“土岐麻子”が、スタンダードナムバーをジャズでカバーしたアルバム『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』をリリースした。


2004年からはじまり、10年目をむかえた『STANDARDS』シリーズの第4弾。

今作は、ソロデビュー10周年目をむかえた”土岐麻子”が原点回帰ともいえる作品で、第1弾同様、父であるサックスプレイヤーの”土岐英史”がプロデュースしている。


第3弾の『STANDARDS gift』からは、じつに9年ぶりとなるので、このシリーズを待っていたおトキファンはおおいのでは。



おススメは、タイトルにもなっている「In a Sentimental Mood」。
オリジナルは、”男爵”こと”デューク・エリントン”。
コノ名曲を、ポップな土岐ヴォイスでカヴァーしたというのがとてもイイネ。


そして、2011年にリリースした、
父、”土岐英史”のオリジナルアルバム『6/6 SIX SIXTHS』から
「Lady Traveler」のカヴァー。
オリジナル同様、超アーバンメローなジャズアレンジが、この季節にピッタリ。


そして、”細野晴臣”さんもカヴァーした”チャールズ・チャップリン”の名曲、「Smile」。
映画『モダン・タイムス』のテーマ曲。
もともとメローだが、このちょっとだけ早いミドルテンポのアレンジもイイ。
しっかりと”土岐麻子”色になっている感じもグッド。
季節的なモノももちろんあるとおもうが、
こういう曲がココロに沁みちゃう、、、ご時世なのかもね。



という感じで、ほかにもさまざまな名曲と成りうるジャズサウンドがもりだくさん。

クリスマスプレゼントにもいいと思うよ。






土岐麻子
『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』


価格:¥3,240 (税込)
レーベル:Rhythm Zone(RZCD-59712)

発売日:2014年11月19日


□トラックリスト
01. In a Sentimental Mood
02. Round Midnight
03. Stardust
04. Lady Traveler
05. Misty
06. The Look of Love
07. Californication
08. After Dark
09. Smile
10. Christmas in the City(Performed by 土岐麻子 & 細野晴臣)
11. Cheek to Cheek


“土岐麻子”オフィシャルサイト:http://www.tokiasako.com/


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