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ブラインドからのぞき見た世の中 : December 12, 2014 @ 16:06

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.126『選挙に占拠』



それにしても世の中、選挙に占拠されてますな。

すでに2014年の一大イベントになってしまってます。


しかし、年末でただでさえいそがしい最中に、
なんでこんな時期に選挙に占拠されんといけないのか。。。
まったくもって理解にくるしみますな。


だけど、しかたがない。
いや、ホントにしかたがなかったのか。。。
いまとなってはそれすらも分からない状況ですよ。


メディアもちょっとあおりすぎじゃないですかね。
なんとも、、ウサン臭い感じがしてなりません。



今回は、どこの党がどうのって話は特にしませんが、


・どう見たら景気がよくなっているのか

・どう見たら東北が復興されているのか。

・どう見たら原発が安全なのか。

・どう見たら秘密保持法がいいものなのか。

・どう見たら戦争がいいものなのか。

・どう見たら少子化問題が解決されているのか。


大きく見て、そこが焦点なのかなーと。

もちろんほかにもいろいろ問題はありますよ。
大きく見ての話です。


ま、どこの政党も景気回復だけが焦点のような気がしますが。。。


個人的に意見ですが、景気はダイーブ、
氷河期なみに冷え込んでいるようにしか感じないですね。

でも、公務員のボーナスがアップしている状況。
公務員の方が悪いって言っているのではありませんよ。

むしろ、景気が悪いときはそれが普通っていうことなだけで、
だけど、そこが目立ってしまうってことはつまり景気が悪い状態なのかなと。


なのに、いまだに景気は上昇しているをオウムのようにくり返されると、
逆に大丈夫かな?とおもってしまうワケです。

政治家として、ワレワレシモジモの暮らしの現状がみえているのか。。。


景気が悪いのは政治のせいではないと言っている方もいますが、
もちろんそれだけではないのは当たり前ですよ。

でも、政治もひとつの要因であることは間違いないですから。


カルチャーだってそうですよ。

アレは言っちゃダメだの、アレは規制されているから出版出来ないだの、
表現の自由的な部分は、
どうしても政治的なモノに左右されてしまうワケです。

船頭がおかしかったら、船が目的地に着かないのといっしょですワ。


それにしても日本人の特徴として、数がおおい方が正解、
つまり多数派に弱いというのがありますからね。

戦後70年、アメリカ的民主主義がはじまって70年ですが、
どうも民主主義的な政治があわないのかなー。

いや、民主主義の意味を取り違えている気がします。

少数派の意見も取り入れる、聞くという考えがなかなか出てこないですからね。

本来ならば、さまざまな意見を汲み取った上での政治のハズなんですけれど、
このところの状況を見ると、
どうも議席数を増やすためだけの政治になっているように感じます。


そういえば、ここ数日、例のビッグデータによる議席数予想なんかニュースで出ていましたけれど、
ホントは出しちゃダメだと思うんですけれどね。

影響しすぎますから。

たとえば、大型の電気屋さんでよくみる「コレ、売れてます!」シール。

ホントに売れているのか分かりませんが、
たしかにそれを貼られた商品を買っていくヒトをよく見ます。

それは日本人特有の心理的な部分なんでしょうな。

いやむしろ勝手な真理なのかも。

たしかに、自分もその仕様だったりをたしかめもせずに、
ワケのわからない安心感はありますよね。

本当はそんなものなんてないのに。

ま、ビッグデータ予想なんてモノを出してしまうってことは、
某党に「売れてます!」シールを貼っているようなものですからね。


もしかしたら、失敗が許されないとか、恥だとか、
知らず知らず、そういう教育をされてきたというのもあるかもです。

そうすれば「みんながそうしてる」という、ダレかのせいにできますし。
いいワケも出来るワケです。


まあ、相変わらずくうだらないコトをダラダラと書いてしまいましたが、
結局のところ、2014年の年末は、
議席数だけにこだわった選挙に占拠されてしまっている状況なのかな、と。

個人的には、とにかく多様性のある政治をしてほしいと思っていますが、
みなさんは、どう思いますか?




RHYMESTER「The Choice Is Yours」



旅路 良



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