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Tokyo News : December 12, 2014 @ 19:30

蘇る音源─”Nujabes”×”Joe Claussell” リミックスプロジェクト



ヒップホップ トラックメイカー”Nujabes”の音源を、ニューヨークの音楽プロデューサー”Joe Claussell”に生演奏リミックス制作を依頼して、”Nujabes”の想いを世界中のファンにとどけるというミックスプロジェクトが、クラウドファンドサ—ビス『The Trunk Market』にて開始した。


2010年2月26日に惜しくも事故で他界してしまった、”Nujabes”。

4年経ったいまもなお、そのうつくしいスピチュアルなヒップホップサウンドを愛しているファンはおおい。


さまざまな作品を世にのこして来た”Nujabes”だが、音楽の世界観をココロから賞賛しながらも、残念ながら共同制作の夢を実現させることができなかったのが、ニューヨークの音楽プロデューサー”Joe Claussell”。


“Nujabes”が設立したレーベル「Hydeout」には、いまだ発表されていない音源がのこされており、そのいくつかはうつしいハウストラックだそう。

ヒップホップ トラックメーカーながら、愛してやまなかった”Joe Claussell”率いる”Mental Remedy”に心酔し、陰でつくりつづけた音源とのコト。

まさに、「心の師」としてリスペクトしつづけた”Joe Claussell”へのオマージュともいえる作品だ。


今回は、そんな”Nujabes”の未発表の音源を、”Joe Claussell”の手によってあざやかに蘇らせ、「Hydeout productions」が渾身のアナログ盤としてカタチにのこすという、まさに夢のコラボレーション企画。


プロジェクトメンバーは、現「Hydeout」代表であり、”Nujabes”の実弟である”山田真大”氏、「King Street Sounds」”飯村宗徳”氏、「Hydeout」”西嶋洋平”氏の3名。

プロジェクトの終了日は、2015年3月11日。


“Nujabes”と”Joe Claussell”、ふたつの芸術的なスピリチュアル サウンドが融合する、夢の共演が実現するのか。。。


ぜひ、”Nujabes”と夢を共有してほしい。







『Remix Project』
Nujabes「Child’s Attraction remixed by Joaquin Joe Claussell」






『The Trunk Market』
http://trunkmarket.jp/project/s/project_id/10

プロジェクト終了日:2015年3月11日



□プロフィール

・Nujabes

現代の音楽業界全体の流れとは裏腹に、宣伝活動をおこなわず純粋に音=作品のリリースのみでリスナーからおおきな支持を獲得した稀有のインディペンデントレーベル「Hyde Out Productions」主宰。
揺るぎなき音楽的根幹であり、自らその音楽性、精神性、アティテュード、実験性など全てに影響を受けたと語る70年代~80年代のJazzを中心にSoul、Hip Hopをはじめとし音楽全般に深い音楽的造詣(ルーツ)を持つ彼のサウンドは、Hip Hopというループミュージックの魅力、可能性を最大限に引き出し表現している。
http://www.hydeout.net/


・Joe Claussell
NY 随一のダンスミュージック専門レコード店「Dance Tracks」の若き経営者であった、ブルックリン出身の”Joe Claussell”が、本格的にアンダーグラウンドハウスシーンに頭角を現わすのは、90年代初頭に立ち上げたレーベル「Jungle Sounds」より発表された”Instant House”名義での一連のカルトなヒット作「Over」、「Awade」、「Lost Horizon」のプロデュースを通じてであった。
96年には”Instant House”のディープなトライバルサウンドのコンセプトをさらに進展させ、アフリカン、ブラジリアン、ジャズ、ロック等全ての要素を感じさせる生楽器の普遍的かつスピリチュアルなグルーヴに重きを置くレーベル「Spiritual Life Music」を設立。ダンスミュージック業界で、ミュージシャン、DJ、そしてアートと3つの才能に長け、その全てをクリエイティブに、そして情熱をもって取り組む天才プロデューサー。
彼は音楽をあやつる建築家であり、芸術のリーダーでもある。
http://www.joaquinjoeclaussell.com/


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