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Daily Life w/ Music : February 5, 2015 @ 21:13

FILE 266 安田寿之 『Nameless God’s Blue』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 266 安田寿之 『Nameless God’s Blue』


音楽家の”安田寿之”が、 生音楽を中心としたアルバム『Nameless God’s Blue』をリリースした。


「ロボットが歌うブラジル音楽」をコンセプトとした”ROBO*BRAZILEIRA”名義で活動し、中心に電子音楽家としての方がおなじみの方がおおいのでは。


ココ数年のハヤっているロボ声サウンドだが、そのハシリというか、元祖的な存在は彼、”安田寿之”氏だったりする。

もちろんほかにも元祖的なアーティストはいるのカモだが、個人的に元祖は安田さんだ。


今作では、180度、いや359度、ガラっとコンセプトを変更し、ピアノと弦楽器が中心の生音サウンドなアルバムを、シンガーソングライターとして本名名義でリリース。

イージーリスニング?というのがいちばんあっているのかわからないが、なんとも気持ちよすぎるリラックスミュージックを展開。



おススメは「La pesanteur」。
アルバムタイトルどおり、”青い”空、白い雲、緑の草原、心地よい風、、、
そんなスカっとさわやかな空を思い浮かべられる、気持ちいい音楽。


ピアノと鉄琴?トイピアノ?的な音色が気持ちいい「Ironic Dance」。
コチラも思いうかべるのはやっぱり”空”。
気持ちよすぎて、思わず寝ちゃう感じ。


そして、「By Grace of Blue」。
ピアノとヴィオラのドリーミーなメロディー。
ビートレスで、メローマッドネス。
ひと言で言うと、”青”。
やっぱり”青”。
ココロを落ちつかせたいときに、ぜひ。



そんな感じで、なんともホンノリ、ホッコリ、ナゴム、ホノボノ、、、さまざまな癒しコトバはあるが、ココロがぽわーんと落ちつく、グッドヒーリングサウンド。

ぜひとも、いろいろあった日の夜、寝る前にぼんやり聴いてほしいいちまい。






安田寿之
『Nameless God’s Blue』


価格:¥2,500(税抜)
レーベル:MEGADOLLY(MD1506)

発売日:2015年2月4日


□トラックリスト
01. La pesanteur
02. Sei gradi di separazione
03. Don’t Miss the Time
04. Ironic Dance
05. Don’t Think It’s to Be Down
06. Alpha Helix
07. Spa On the Moon
08. Falling Stars
09. My Fiendish Heart
10. Wings
11. By Grace of Blue
12. Journey’s End in the Eastern Evening Sky



“安田寿之”オフィシャルサイト:http://www.toshiyuki-yasuda.com/


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