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tokyo feature : May 29, 2015 @ 17:08

トーキョーシティポップス Vol.28 ──door in summer



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2015年5月のテーマは、「夏への扉」。


気候変動がおこっているからなのか、梅雨入りの季節のハズが、ナゼか夏に突入寸前の2015年5月。

どうも季節感がくるってしまっていますが、なんとなく夏への入り口のこの時期。


ということで、今回は、夏入り前にぼんやり聴きたいBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







May『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.28 -door in summer-』





01. 「新しい季節」エミ・マイヤーと永井聖一
『エミ・マイヤーと永井聖一』


春ともいえず、夏ともいえず、梅雨にも入らない。。。
まさに”新しい季節”としかな言いようのない”いま”。
聴きたいのはこんな曲では?
さわやかな風が吹く、ナイスサウンド。



02. 「五月病」キリンジ
『ペーパー・ドライヴァーズ・ミュージック』


5月にこれだけ季節感がないと、やはりこの病気になりますよね、五月病。
日々をぼんやりぼやぼや過ごすには、やっぱりこんないい感じの曲を。



03. 「ローラースケート・パーク」小沢健二
『犬は吠えるがキャラバンは進む』


五月病とはいえ、たまには外に。
晴れた午後にローラースケートするのもいいですよね。
ローラースケートできないけど。。。



04. 「気楽にいくわ」高崎昌子
『ロフト・セッションズ Vol.1』


タイトルの気楽感とは裏腹に、かなりアヴァンギャルドなビートに、
なぜかはげしいジャズサウンドですが。
ま、いろいろ疲れるこの時期、気楽にいきましょうよってコトで。



05. 「お先にどうぞ」かまやつ ひろし
『大瀧詠一 SONGBOOK2』


気楽さはユズることから。
ゆずり合いはやっぱりココロを豊かにしてくれますよね。
そんなときには、ユルユルズルズルドゥーワップが合います。
プロデュースは、”大瀧詠一”さん。
バックコーラスには、”大瀧詠一”さん、”山下達郎”さん、そして”吉田美奈子”さんの
ナイアガラ無敵コーラスチームが参加。



06. 「クリスタル・シティー」大橋純子
『大橋純子ストーリー』


いろいろスッキリしないときには、”大橋純子”さんのこの曲です。
アタマも、目も、すべてがクリスタルなみにスッキリ。
夜明けソングですが、新しい朝を感じさせてくれます。



07. 「う、ふ、ふ、ふ、」コトリンゴ
『picnic album 1』


コチラは、”EPO”のカヴァーですね。
“コトリンゴ”ちゃんのハスキーボイスが、楽団的アレンジにあってますな。
なんとなくすっきり、さわやかになれる、そんなサワー的サウンド。



08. 「新しいシャツ」大貫妙子
『ゴールデン☆ベスト ~RCA Years 1978-1984』


ちょっとさびしい感じの曲ですが、いろいろと新しいコトは必要ですね。
そんなときはこの曲。
新しいシャツを着て、今日も頑張ってという、そんな意味を込めて。



09. 「坂のある風景II」田辺信一
『病院坂の首縊りの家 オリジナル・サウンドトラック盤』


タモリなみに坂道が好きなワタクシとしては、やはりこの曲。
映画のサントラですが、5月のある晴れた日の街の風景っぽい感じが伝わってきます。



10. 「ピンク・シャドウ」BREAD & BUTTER
『Ma•Ri•É』


コチラは数ある「ピンク・シャドウ」の中でも、超がつくほどユルユルアレンジ。
5月はやっぱりコレくらいユルい方がいいですよね。



11. 「ナチュラル」トレモノ
『TropiCarnival』


石垣島出身のバンド”トレモノ”。
夏っぽい感じはありますが、ちょっとセツナイメロディラインが夏前感。



12. 「腰抜け男子にアイラビュー」星野みちる
『腰抜け男子にアイラビュー(EP)』


“星野みちる”ちゃんが、2015年5月にリリースしたこの曲。
疾走感あふれるギターポップサウンドが、とてもいいです。
なんとなく6月にむけてヤルキがでるような、、、



13. 「千代におどれ!」にげたひつじ
『Bitter Sweet Songs』


京都出身のふたりぐみ、”にげたひつじ”。
スタカン感がいい感じのサウンドで、
スタカンよりもライトな感じのノリがけっこう好きだったりします。



14. 「幽霊のバラード」冗談伯爵
『幽霊のバラード/いつかどこかで [single]』


5月のさわやかな風を感じる、すばらしいサウンド。
休みの午後に聴きたいですな。



15. 「雨降る東京」古内東子
『魔法の手』


おそらくコレから来るだろう梅雨の季節。
この曲を聴けば、ちょっとだけジメッとした湿気もスッキリかなと。
マイナスとマイナスをかければ、プラスに。。。
そんなプラス思考な選曲です。



16. 「夏への扉」山下達郎
『RIDE ON TIME』


最後は、やはりこの曲しかないです。
夏前のこの時期に絶対聴きたい、いや効きたいナンバーワン。
では、その日まで、おやすみなさい。



※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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