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ブラインドからのぞき見た世の中 : May 13, 2010 @ 01:58

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.16『”人間は考える葦”なんです』



しかし、最近はマナーがないヒトがおおいと思いません?
なんだろう、自分さえ!的な感じなんでしょうか。
それすらも気づいていないのでしょうけれど。

ということで、今日はあえて苦言を呈させてもらいます。


まずは、電車の中。

最近は、mp3プレーヤーが流行っているので、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴いているヒトがおおいですよね。
でも、、、アナタの音、ちょっと大きくないですか?

どれだけ耳にフィットしていようが、音漏れは必ずあるワケですから、音量に対してはもっと気を使ってほしいですよ。あなたの部屋で大音量で聴いたって、となりの家からは苦情が来るわけですからね。
「もしかして!」という、考えをちょっとでも持って欲しいモノです。

あと、”みのもんた”風に言うと、、、
「おかあさんね、子どもを怒りなさい!」ですよ。

騒いで、他のヒトに迷惑がかかっているワケですから。
それが迷惑な行為だということを、子どもに教えるのはアナタの義務なんですよ。
まあ、これは前にも書いたかもしれませんが、昔はまわりにいたおじさんやおばさんに怒られて、それがいけないことだと理解したワケですよ。最近は、怒ったら逆に親が怒ってくる、そんな光景を目にします。”子どもを守る”という意味の勘違いですね。


つづいて映画館にて。
仕事柄というか、自他ともに認める映画好きなワタクシは、試写会以外のプライベートでも、頻繁に映画館に足を運びます。
先日の出来事なのですが、後ろに座った一組の若いカップル。
映画がはじまってからもペチャクチャペチャクチャ。
「あのね!おじさんは君らのトークにお金を払っているんじゃないんだよ!」
と、、、言いたかった(涙)。
後ろを向いて、ニラんで終わりにしてしまいましたが、それで気づいたのかどうか、一応静かになったのでことなきを得ました。

最近は、映画の途中でケータイを見るヒトが多いんですよね。
暗い中でケータイを開くと、液晶のバックライトがまぶしくて、映画に集中できないでしょ。
どうなるかくらい分かるものなんでしょうが、本人にとってはそれよりもケータイのメールなんでしょうね。
でも、ケータイを開く前に「もしかして!」と一度考えてみてください!
というか、ケータイ切っておいてよ!!

映画館のみなさんにお願いです。
映画がはじまる前に「ケータイを切ってください!」とかアナウンスしてもらえないものですかね?
そのヒトコトで、そこの映画館の質が変わると思いますよ。


そりゃワタクシだって人間ですから、いろいろと間違ったことやってしったり、ヒトに迷惑を掛けてしまうこともあります。でも、それは家族や友人、まわりのヒトに言われたり、怒られたりして気づくモノなんですよね。

他人には、言いづらいことなんですけれどね。言わないとそれが誰かの迷惑になっていることを理解できないワケですから。


マナーというのは、あなた自身なんです。


まずは、自分を見つめ直すという意味で、考えてみてください!
“人間は考える葦”なんですから。

なんて、こんなコトを公の場で書いてしまうこと自体、マナー違反なのかもしれませんが(苦笑)。。。


『人間なんて』吉田拓郎


旅路 良

 

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