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Daily Life w/ Music : July 10, 2015 @ 16:58

FILE 284 モッチェ永井 『モッチェ永井』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 284 モッチェ永井 『モッチェ永井』


トーキョーのグッド・ミュージック界隈で話題のオトコ、”モッチェ永井”のデビュー アルバム、その名も『モッチェ永井』が完成した。


スカ/ロックステディなどのジャマイカンミュージックを演奏する「The eskargot miles(ジ・エスカルゴマイルス)」のウッドベース奏者として参加し、現在はギター1本の弾きがたりが中心の、”モッチェ永井”。

カリブ、ソウル、ブルース、大衆歌謡、ゴスペルなど、さまざまな音楽に影響を受け、ナイスでソウルフルなハイトーンヴォイスがココチよい、ファースト フルアルバムがコチラ。


“ジャマイカン・カントリー”や”黒人歌謡”、”ゴスペル・ソウル”、”宴会音楽”などなど、さまざまな”たとえ”がカレの音楽にはつくが、ココでは「酒場アシッドフォーク」とさせていただこう。



おススメは「あのヒトのこと(Alone in Your Room)」。
タツローさんもおどろきのナイスドゥー ・ワップ。
いや、ムード歌謡というべきか。
センチメンタルなメロディラインが、とてもココチよい。


メローロックステディ、というかラヴァーズ歌謡の「涙でズルボロだ」。
いろんな意味でシモーで、エローなガールズコーラスがまたエロセツナイ。
ココロに沁みすぎて、まさに涙でズルボロ。


そして、「Goodmorning Mr.Echo」。
コチラは、”細野晴臣”と、”コシミハル”のユニット”Swing  Slow”のカヴァー。
“はらいそ”感が、いまの季節、とっても気持ちいい、ナイスブギーバック。



ということで、いい曲が12曲もつまりにつまったファーストアルバム。


“モッチェ永井”のすべてを出し切った?渾身の?、
「酒場アシッドフォーク」ないちまい。






モッチェ永井
『モッチェ永井』


価格:¥2,315(税込)
レーベル:Hanx Records/VIVID SOUND(HXCD9212)

発売日:2015年7月8日


□トラックリスト
01. あたしだって幸せになりたい(A Visitor At the Night)
02. あのヒトのこと(Alone in Your Room)
03. 眠れなくなりそうで(Please,Please,Please)
04. 二人の愛の暮らしには(A Pocket Tissue)
05. 涙でズルボロだ(Namida de Zuruboro da)
06. 心のシャッタ~(Second Virgin Mento)
07. ぼくのしごと(Working Blues)
08. さみしい夜は(Show Me the Way)
09. Calypso Cha Cha  Cha
10. やさしいあくま(Sweet Devil)
11. Goodmorning Mr.Echo
12. あっというまなんで(After You’ve Gone)


“モッチェ永井”オフィシャルサイト:http://mocche.tumblr.com/


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