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tokyo feature : August 31, 2015 @ 17:37

トーキョーシティポップス Vol.31 ──Passed Summer



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2015年8月のテーマは、「過ぎ去った夏」。


まだ8月下旬にもかかわらず、アッという間に秋の雰囲気になってしまったトーキョー。

夏はドコへいってしまったのか。。。

残暑はあるのか。。。

海に行きたかった。。。


ということで、「嗚呼、今年も夏を満喫できなかったぜ、、、」という、さびしい夏オトコとオンナに贈る、サウダージなデスクトップBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







August『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.31 -Passed Summer-』





01. 「United Furture Airlines」United Future Organization
『No Sound Is Too Taboo』


夏といえば、旅行。旅行といえば、飛行機。
向かうはトコナツの国々、南米へ。
ということで、まずは”U.F.O”のこの曲でテイクオフ。
ちなみに、最初の波の音はコチラで入れたS.Eだったり。
波打ち際にある空港をイメージしてください。



02. 「Airy Batida(single ver.)」ESNO
『夕暮れパラレリズム feat. daoko』


音楽家、”西原健一郎”の別プロジェクト”ESNO”からこの曲を。
エレクトリックブラジルなサウンドと、”daoko”のアンニュイなボーカルが気持ちいい、
夕焼け曲。
サウダージ感がたまりません。



03. 「航海日誌」ティン・パン・アレー
『CARAMEL PAPA』


コチラは波止場感からのトロピックサウンドがいい感じのサウダージな「航海日誌」。
作曲は”ユーミン”こと、”荒井由実”。
ドコの国にいるのかわからないけれど、
なんとなくあたたかいトコロといった感じでしょうか。
“ティン・パン・アレー”、1975年の名曲。



04. 「光と風」Cosa Nostra
『Life』


“櫻井鉄太郎”率いるバンド”Cosa Nostra”の13枚目となるアルバム。
“トリカブト”のラッパー”BAQUERATTAH”をフィーチャリングした、
ゴキゲンな南国トロピカルグルーヴ。
暑い、いや熱い国に行きたくなります。



05. 「闇からひかりへ」INO hidefumi
『NEW MORNING -新しい夜明け-』


キュイーンとか、ビヨーンとか、そんなエフェクトが、
タイトル通りの風景が目に浮かぶ、ナイス光サウンド。
夜から朝へ的な。
都会というよりは、南国の島の夜明けを感じます。



06. 「Sundance」EGO-WRAPPIN’
『BEST WRAPPIN’ 1996-2008』


コチラは、泣く子も黙る”EGO-WRAPPIN’”の名曲。
太陽の下で踊りたい、なるほど「Sundance」な雰囲気を感じる、
夜明けのダンスミュージック。



07. 「旅」Emi Meyer
『PASSPORT』


ちょっと暗い雰囲気ではありますが、
旅に出る理由はヒトそれぞれ。
ひと夏のいい想い出を胸に旅立つヒトもいれば、
そこから逃げたくて旅をはじめるヒトもいる。
もちろん、仕事で旅にでないといけないヒトも。
いろんな意味をふくむ、夏から秋への”旅”ソング。



08. 「フトコロノドレイ解放運動」GAGLE
『3 MEN ON WAX』


夏といえば、開放感。
アナタのフトコロも、ドレイ解放すべきでは?
夏をたのしむには先立つアレも必要です。
ということで、”GAGLE”のこんな曲はいかが??



09. 「オリビアを聴きながら feat. チエコ・ビューティー」TICO & icchie
『青春レゲエ』


夏のサウダージな青春歌のひとつ。
“杏里”の名曲を、レゲエカヴァーで。
やっぱり夏の終わりは、
オリビアを聴きながら、こんなさびしい気分になってしまいますよね。



10. 「Song Bird」Kan Sano
『A COFFEE SHOP AROUND THE CORNER』


コチラは、コーヒーショップ「OBSCURA COFFEE ROASTERS」が、
音楽プロダクション「origami PRODUCTIONS」とコラボレーションした、
コンピレーションアルバム『A COFFEE SHOP AROUND THE CORNER』から。
キーボーディストの”Kan Sano”による、
コーヒーを10倍おいしく飲めるピアノソロサウンド。
嗚呼、サウダージ。。。



11. 「恋は桃色」yanokami
『yanokami』


“矢野顕子”と、故”レイ・ハラカミ”による伝説のコラボレーションアルバムから。
コチラは、実は”細野晴臣”さんの曲で、カレの1973年の曲のカヴァー。
とにかく、エレクトリックサウダージなサウンドが、
早涼の風をいっそうすずしく感じさせてくれます。



12. 「この世はもっと素敵なはず」坂本慎太郎
『ナマで踊ろう』


トロピカルなサウンドに、キレが効きすぎた歌詞で中和。
この夏は、政治的にいろいろなコトがありましたからねー。
ココらでイッチョ、”慎太郎”先生にダメ出しをしていただくという意味で、
こんなぼんやりしたトロピックサンダーな曲を。



13. 「いつも通り (Karaoke)」SUGAR BABE
『SONGS -40th Anniversary Ultimate Edition-』


“SUGAR BABE”、デビュー40周年アルバムから、いつもの「いつも通り」のカラオケバージョンを。
キーボードのセツナイメロディが、もうサウダージ。
いろいろな想い出が走馬灯のようによみがえります。。。



14. 「襟裳岬」T字路s
『Tの讃歌』


北海道の夏はみじかい、とくに”襟裳岬”は。。。
“襟裳岬”の場所をしらないヒトの方がおおそうですが、とにかく、
8月下旬にはもう肌寒い北海道。
“森進一”の名曲を”T字路s”が、ブルースカヴァー。
ちなみに作曲は”吉田拓郎”。



15. 「さざ波」荒井由実
『Yuming Brand Part 2』


コチラ、本当は10月の歌なんですけれどね、
トーキョーは、すでに10月っぽい雰囲気というのと、
アッという間に9月もすぎてしまいそうなので、この曲を。
ちなみに、演奏陣のチーム”ティン・パン・アレイ”もさることながら、
コーラス陣も”山下達郎”、”吉田美奈子”、”大貫妙子”、”尾崎亜美”などなど、
そうそうたるメンバーが参加。
いい曲です。
そして、また波のS.Eにもどるという、、、
今回は、夏の海にあこがれたオトコとオンナの選曲でした。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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