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tokyo feature : September 30, 2015 @ 16:56

トーキョーシティポップス Vol.32 ──peaceful life



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2015年9月のテーマは、「平和な生活」。


世の中的に、さまざまな動きをみせた2015年9月。

でも、やっぱりキチンと音楽がたのしめる、そんな平和なセカイがいいですよね。


ということで、10月を目前に、ちょっとオトナな雰囲気で、平和な秋の夜長をたのしめる、そんなデスクトップBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。







September『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.32 -peaceful life-』





01. 「トラック 01」COMPUMA feat. 竹久圏
『SOMETHING IN THE AIR -the soul of quiet light and shadow layer-』


コチラ、”COMPUMA”こと”松永耕一”氏による、初のソロ作品。
音楽家の”竹久圏”(KIRIHITO/GROUP)をフィーチャーした超絶、激的、サイコーのチルアウトサウンド。
ちなみに、京都の老舗茶問屋「宇治香園」の創業150年を記念して制作された音楽作品。
とにかく、気持ちよすぎて、マチガイなく”散り”ます。



02. 「影の無いヒト ~Lehera_tronics MIX~」ASA-CHANG&巡礼
『影の無いヒト』


コチラもミョーにチルアウトしてしまう、チルチックサウンド。
タブラの音、オリエンタルチックなウワモノの感じ、タブラのビートとリンクした声、、たまりません。
声の主は、”坂本龍一”、”宮藤官九郎”、”太田莉菜”の3人が参加。



03. 「Summer Time」Nica
『Melodica』


“nujabes”も注目していた”haruka nakamura”、”toshiaki hamada”、
“ryodo yamamoto”の3人によるユニット、”Nica”。
コチラは、”nujabes”とともに制作していた1stデモアルバムを原型とした、
あらたな『MELODICA』から。
サイコーのサウンダージグルーヴを。



04. 「たゞひとゝき」菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール
『戦前と戦後』


“菊地成孔”氏の歌声がひびく、オフラーンセな雰囲気のジャズ。
ボードビル的な、おちゃらけた感じが意外と好きだったりします。
秋の晴れた日に聴きたい。



05. 「むかし私が愛した人」夏木マリ
『9月のマリー』


9月の代表的なアルバムといえば、”夏木マリ”さんのこのアルバムでは。
“小西康晴”さんプロデュースのボサノバサウンドに、
“夏木マリ”さんの歌声、
そして、ノスタルジックでさびしい歌詞がココロに沁みます。



06. 「Love Trip」間宮貴子
『Love Trip』


82年にリリースされた、けっこうな野太いベースがグイグイ腰にくる、
サイコーのアーバングルーヴ。
間宮さんのアンニュイなヴォーカルもいいです。
途中から入るサックスが、”シャカタク”感満載。



07. 「SePtember Vallentine」東北新幹線
『THRU TRAFFIC』


メローで、アーバンジャズなこの曲。
とにかく、タイトルにヤラれます。
なぜ?9月のバレンタイン??
秋は、別れの歌がおおいのか、さびしい雰囲気が似合います。



08. 「SU SA MIN」土岐麻子
『Bittersweet』


“土岐麻子”ちゃんの新譜から、「ス・サ・ミン」。
ネーミングセンス、サイコーです。
このミドルメロー感、そして、やっぱり別れっぽい歌。
それにしても、「ス・サ・ミン」って、ナンなんでしょうかね?



09. 「mellow people」矢舟テツロー
『ロマンチスト宣言』


モテ声のロマンチスト、”矢舟テツロー”くんの新譜から。
こちら、なんとインスト曲。
メチャメチャ、アーバンなフュージョンサウンド。


10. 「私は泣いています」八代亜紀
『夜のアルバム』


秋はやはり夜、というコトで、このアルバムから。
74年の”りりィ”さんの曲のカヴァーです。
八代さんのジャズは、いいですねー。
プロデュースは、コチラも”小西康晴”さん。



11. 「クライ・ミー・ア・リバー」美空ひばり
『Hibari Sings JAZZ & STANDARDS』


そして、”美空ひばり”が歌うジャズ。
“JULIE LONDON”の「Cry me a river」の超メロー日本語カヴァー。
この曲の日本語歌詞、じつはたくさんあるのですが、
この歌詞がいちばんシックリくる感じですかね。
ネットリした感じの歌声が、さすが日本を代表するディーバですな。



12. 「WAGASHI」laidbook
『A COFFEE SHOP AROUND THE CORNER origami PRODUCTIONS×OBSCURA COFFEE ROASTERS』


コチラは、「origami PRODUCTIONS」のコーヒーにあう選曲のコンピレーションから。
“mabanua”、”Shingo Suzuki”、”Yukihiro Atsumi”、”45 a.k.a. SWING-O”の4人よるプロジェクト、
“laidbook”によるインストミドルメローなジャズ。
和な感じが、日本の秋の夜にぴったりな気持ちよさです。



13. 「Nice Middle」FRISCO
『Good Night, Sleep Tight, Young Lovers』


日本を代表するレゲエ・スカバンド、”FRISCO”。
上のミドルメローにつづく、ナイスミドルというコトで。
アルバムタイトルがとにかくいいんですよね、秋の夜にぴったり。



14. 「春愁秋思」空気公団
『春愁秋思』


“空気公団”のこの曲、とにかくすばらしい。
ユーミンと、大貫妙子を足して3で割ったような、
そんな気持ちよさがあります。
秋を感じされる、秋ソング。



15. 「AMAI SEIKATSU -Live Version-」Maki Nomiya  with Hiroshi Takano
『INTERSECT BY LEXUS RECORDS ♯001』


“テイ・トウワ”氏の曲「AMAI SEIKATSU」を、
オリジナルヴォーカリストでもある”野宮真貴”さんと、
“高野寛”さんのふたりでセルフカヴァー。
コチラ、ライブ盤ですがぜんぜんイイ音ですな。
ちなみにこの曲、約20年前にリリースされたのにもかかわらず、
まったくもって色あせない感じがすばらしいです。
ナイスサウダージな一曲。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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