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tokyo feature : November 30, 2015 @ 19:05

トーキョーシティポップス Vol.34 ──Tokyo is 11PM.



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2015年11月のテーマは、「トーキョーは夜の11時」。


夜が長い季節にはいったトーキョー。

そんな冬の夜長をどのようにたのしむかが、人生の課題ですよね。


今回は、夜11時からの冬の夜長をたのしんで朝まですごすという、架空の時間の流れをかんじられる選曲で、アナタのデスクトップBGMとなれば、コレ幸い。

ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






November『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.34 -Tokyo is 11PM.-』





01.「11PMのテーマ (オープニング・ヴァージョン)    」三保敬太郎
『Theme of 11PM』


夜11時といえば、やはりコレ。
伝説のテレビ番組『11PM』のテーマ。
いろいろなサブカルとメジャーカルチャーとのクロスオーバー的な内容で、
かなりブっ飛んでいて、オモシロすぎた番組だったのですが。。。
もうこういうテレビ番組は生まれないのでしょうな。
個人的には、このテーマ曲を聴くだけで、カラダが反応してしまいます。



02.「ディスコティークに連れてって」星野みちる
『You Love Me』


アイドルの枠を超えたシンガーソングライター”星野みちる”ちゃんのアルバムから。
超がつくほどの大ネタづかいたまりませんな。
完全に夜の歌です。



03.「Silver Wind ~移りゆく季節~」一十三十一
『Snowbank Social Club』


コチラは、冬をテーマにした”ヒトミトイ”さんのアルバムから。
オメガトライブ的ななシティポップサウンドと、冬感あふれる歌詞が、
いい感じでハマッてます。
北の地の夜っって感じでしょうか。



04.「Bakananova」スチャダラパー
『3000』

もともとは演劇用につくられたショートトラックを、
録りなおし、ライブ会場限定で発売したというこの曲。
年末感あふれる夜の街にはおバカさんがたくさん。
ということでこの選曲。



05.「眠れぬ夜は」カンバス
『流星のベクトル』


“小川タカシ”と”菱川浩太郎”のふたりからなる、
福岡を拠点とするポップスグループ。
“キリンジ”っぽい感じもするけれど、”カンバス”。
ちなみに、”INO HIDEFUMI”さんのサポートもやっていたりする実力派なふたり。
このいい感じのさわやか具合が、とてもきもちいいのです。
今後、要チェックのふたり。



06.「DOWN TOWN」DE DE MOUSE
『DOWN TOWN』


夜のうたといえば、やはりこの曲。
コチラは”DE DE MOUSE”くんのバージョン。
ボーカルは”一十三十一”さん。
たまーにはいってくるノイズがたまらんのです。
金曜の夜はくり出したいですな。



07.「Alone In The Dark」RF
『Japanese Soul』


手前ミソ感がハンパないですが、
ワタクシがプロデュースした、バンド”RF”によるアルバム『Japanese Soul』から。
もちろん、”アン・ルイス”さんの名曲をインストでカヴァー。
“暗闇にひとりぼっち”というタイトルで、ちょっと深いのですが、、、
ま、冬なんでね。



08.「きず」在日ファンク
『在日ファンク』


“ハマケン”こと”浜野謙太”ひきいるファンク?バンド。
すごい名前ですが、歌詞もスゴい。
たしかにファンクって、こういう感じだけれど、
ま、夜遊びしているといろいろキズつくよねー、というコトで。



09.「イケナイコトカイ」イチヤナギ ユウ
『幻想と純愛』


岡村ちゃんのイケナイ名曲の、
シンガーの”イチヤナギユウ”さんによる秀逸なカヴァー。
最近、DJにラジオにと、個人的にいわゆるヘビロテでございます。
よく聴くとすごくダメ男の歌詞なんですけれどね、
女性がうたうコトでダメさが半減、、、されてないか。
人肌恋しい季節にピッタリかと。



10.「ナイトクルージング [Live]」クラムボン
『3 peace ~live at 百年蔵~』


“フィッシュマンズ”の名曲を、”クラムボン”が激メローでカヴァー。
夜の街をナイトクルージングという意味で選曲。
ちなみにこのライブアルバム、すごく完成度が高いのでおススメです。



11.「MYSTERIOUS JOURNEY」Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends
『BUONO!! BUONO!!』


青いジャケットでお馴染み、イタリア版『ルパン三世』のサントラから。
アーバンメローなこの曲を。
もともと『カリオストロの城』でも使用されていたけれど、
今回はリ・アレンジ。
よりアーバン感がふかまった気がします。
夜の街は、まさにミステリアス・ジャーニーなのです。



12.「中央フリーウェイ」野宮真貴
『世界は愛を求めてる。~野宮真貴、渋谷系を歌う。~』


“ユーミン”の名曲を”野宮真貴”さんがナイスカヴァー。
ちなみにこのすばらしいアレンジは、
一度だけテレビ番組で演奏された”ティン・パン・アレー”バージョンを、
再現したモノ。
うつくしい曲ですな。
いろいろアソビまわって、朝方、中央道で帰る、、、そんな感じ。



13.「やさしい気持ち」スカ・ラヴァーズ
『LOVERSSKA』


“チャラ”の名曲をオキナワ民謡レゲエでカヴァー。
朝日が昇りそうなときに、夜にあったいろいろなコトを思い出すと。。。
自然とやさしい気持ちになりますよね。



14.「朝がまた来る」Dreams Come True
『the Monster』


やはり来ちゃいましたね、朝。
ドリカムの名曲ですな。
じつはこのちょっとラテンな感じのビートが、意外と好きだったりします。
いろいろあったけれど、ダレにだって朝は来る、ってコトで。



15.「夢」武部聡志
『コクリコ坂から サウンドトラック』


夜遊びして、朝かえってきて、まずは寝たい。
そんなアナタにいい夢を。。。



※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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