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ブラインドからのぞき見た世の中 : November 30, 2015 @ 21:32

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.149 『セカイのアシオト』



えー、さてー、先日のパリの同時多発テロから、
完全に第3次世界大戦へとむかってしまっているセカイ情勢ですな。


ベイルートやチュニジアをはじめ、
もー各地でテロ事件が勃発しております。

トルコとロシアは完全にモメてますし。。。

フランスも「テロリスト一掃!」を目的に、
シリアに一段と激しい空爆をおこなっている模様。


コレって、べつにIS(イスラム国)云々のハナシではないような気がしてきています。

結局のところ、過去のいろいろな摩擦が、
話し合いもおこなわずにキチンと清算できていないがために、
いまごろになってモメゴトがおこっているダケなのかなと。


もしかしたら、テロという名の陰謀なのでは?と、
勝手な陰謀論までかんがえてしまう始末。


そういえば、映画『パトレイバー 2』で”押井 守”監督が描いていたセカイ、、、
一発のミサイルから勝手に戦争状態へとススんでしまう、
国というコミュニティの不安定さを描いているのですが、、、
にちかい感じがします。

つまり、いまセカイでおこっているのはソレの拡大版なのでは?というコト。

結局のところ、ISじゃなくてでも、
ISっぽさだけを装ってテロを引き起こしてしまえば、
勝手に盛り上がってくれるという、アレですな。

もちろん、IS自体がからんでいるテロもあるのでしょうが、
じっさいホントーのところはナニもわかっていないというのが現状ですからね。

ちなみに、いままでの犯行声明だって、ホンモノなのかも分からない。

ISっぽい格好だけして、ネットに投稿すればいいハナシなワケですから。

ダレにだってできちゃう。


世界的な経済不況で、国と国との関係が不安定ないまであれば、
ちょっとしたシゲキさえあたえてやれば、勝手にドンパチはじめてくれますよ。

すると、ドコが儲るのか??ってところが、
今回の大戦のミソなんですけれどね。


ちなみに、ISやアルカイダをそだてたのは、
アメリカをはじめとするおなじみの先進国とよばれる国々なワケで、
まさに飼い犬に手を噛まれた状況ではあります。

人間を飼い犬にしようとおもっている方がまちがいなんですけれどね。

そう考えると、ヒトのイノチですら、
ゲームとしかおもっていないのカモですけれどね。


そういえば、パリでの事件現場に献花したどこかの国の首相は、
「連帯感をつよめる!」なんて発言をしていましたが、、、
まちがった連帯感にいかないコトだけ祈りますよ。


セカイのアシオトは意外にもおおきく、
バタバタと急速的にまちがった方向にむかいつつある。


いまのうちにナントカ軌道修正をしてほしいなーと、
ワタクシはおもいましたが、
みなさんは、どのように考えていますか?




スチャダラパー「ゲーム・ボーイズ」



旅路 良



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