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Daily Life w/ Music : January 20, 2016 @ 21:11

FILE 302 Schroeder-Headz 『特異点』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 302  Schroeder-Headz 『特異点』


音楽家”渡辺シュンスケ”による未来形ジャズ ピアノ トリオ”Schroeder-Headz”が、サードアルバム『特異点』をリリースした。


“佐野元春”や”土岐麻子”などのサポートキーボードリストとしてもおなじみの”渡辺シュンスケ”。

この「特異点」とは、ある基準下において、その基準が適用できない点のコト。

「ブラックホール」の中心にも位置し、いわゆるの物理学上の基準が適用できない点としてもおなじみ?なのだ。


そんな「特異点」を表現したという今作。

こむずかしい感じのテーマはあるらしいのだが、それはオフィシャルサイトの方でみていただくとして、とりあえず、おススメを。



タイトル曲「Singularity」。
この曲、たった0:43のオープニング曲なのだが、
不思議ととても宇宙的なひろがりを感じてしまう。
1分にも満たないこの曲が、
アルバム全体を表現しきれてしまっているようにおもえるのは、
ワタクシだけかな。


そして、「Lake bed」。
乾いた感じのドラムに、シットリとしたヴァイオリン、そしてカラミつくピアノ。
“Sébastien Tellier”の「La Ritournelle」的な、
後半への盛り上がりへとつながる流れがとてもいい感じ。
コチラも、なんとなーく光的なひろがりを感じるナイススプレッド(spread)サウンド。


さらに、分子と分子のぶつかり合いを感じる「Micro Cosmos」。
そのむかし”細野晴臣”さんが手がけたアニメ『銀河鉄道の夜』のサントラを彷彿させる、
まさに宇宙的サウンドが全開。



という感じで、全体的に宇宙感、そして実験感あふれた、
”渡辺シュンスケ”的特異点を追いもとめた作品になっているのかなと。

ぼんやり考えゴトをしながら、暗ーい部屋で聴くにはいい感じのいちまい。






Schroeder-Headz
『特異点』


価格:¥2,400(税抜)
レーベル:Victor Entertainment(VICL-64512)

発売日:2016年1月20日


□トラックリスト
01. Singularity
02. Hype
03. A Cat and Vagabond
04. Lake bed
05. Surface
06. Raindrops
07. Micro Cosmos
08. Sketch of Leaves
09. Dawn


“Schroeder-Headz”オフィシャルサイト:http://schroeder-headz.com/


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