世界を代表するミュージシャン、”殿下”こと”Prince（プリンス）”のライブフィルム『プリンス / サイン・オブ・ザ・タイムズ』が、2016年4月30日より期間限定で、渋谷「HUMAXシネマ」にて劇場最高音響!!!で緊急上映するコトが決定した。


去る2016年4月21日に、ミネソタ州ミネアポリスの自宅「ペイズリー・パーク・スタジオ」にて、57歳という若さで急死してしまった、カレ。

死因については、現在もなおまだまださまざまな憶測がトビかっているが、そのはやすぎた死に世界中のミュージシャン、DJ、文化人、政治家など、カレのファンが泣いた。





1978年にデビューし、ロックやソウル、ファンク、ジャズ、ヒップホップ、ハードロック、ゴスペルと、アリとあらゆる音楽を自由自在にあやつる唯一無二のスタイルで、独自の音楽を創造できる、おそるべき才能の持ち主だ。


しかも、音楽同様、かなりオリジナリティに富んだキャラクターの持ち主で、1993年には、いろいろあって”Prince”というアーティスト名を封印し、独自にデザインした読み方のわからないシンボルマークをアーティスト名に。

2000年までの7年間、そのシンボルマークとしてライブを中心に活動していたが、”Symbol（シンボル）”とか、”元プリンス”などと呼ばれてはいるが、アレの呼び方はいまだダレもわかっていない。


ちなみに、カレのファッションもかなーり個性的で、たまーに「ホントに大丈夫〜？」と、おもわずヒヤヒヤ、心配してしまうほどギリギリガールズなカレ。





“マイケル・ジャクソン”とは、同時期に活動していただけに、よく比較対象的な存在としてあつかわれてしまっていたが、個人的には音楽性は”マイケル”よりも”殿下”の方が上かと。





そんな数奇な人生をおくる”殿下”自身がメガホンをとり、1989年に日本初公開、そして2014年にリバイバル上映を果たした、1987年製作のライブフィルムが、この『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』だ。

1987年にリリースされた、2枚組アルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のリリースにあわせておこなわれた「ヨーロッパ・ツアー」を中心に撮影。





内容的には、かなり演劇的で、オリジナリティあふれる”殿下”のライブパフォーマンスが、あますところなくとらえられている。


ちなみに、いちばん好きなプリンスのLP、CDを持参すると料金が割引されるとか。

個人的には、「Cindy C / Sexy Dancer」の12インチバージョンか、『The Rainbow Children』。

って、すでにいちばんキメられないのだが。


独自の音楽性と、独特のカリスマ性で音楽業界をリードしてきた”殿下”。

残念ながら、元気にファンクするカレのスガタはもうみられない。。。


カレのむかしからのファンも、カレの死のニュースではじめて名前を聞いたというヒトも。

ぜひ、最高音響で”殿下”のお声を聴いてほしい。








2016年4月30日-2016年5月7日
『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ（原題：SIGN ‘O’ THE TIMES）』





監督：プリンス
出演：プリンス／キャット／シーラ・E／シーナ・イーストン／ドクター・フィンク／ほか

製作：ロバート・キャヴァロ／ジョセフ・ルファロー／スティーヴン・フラグノリ
撮影：ピーター・シンクレア
編集：ポール・カイヤット


□パフォーマンス収録曲

01. 「サイン・オブ・ザ・タイムズ」
02.「プレイ・イン・ザ・サンシャイン」
03.「リトル・レッド・コルベット」
04.「ハウスクウェイク」
05.「スロウ・ラヴ」
06.「プレイス・オブ・ユア・マン」
07.「ホット・シング」
08.「ナウズ・ザ・タイム（インストゥルメンタル）」
09.「ユー・ガット・ザ・ルック」
10.「イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド」
11.「フォーエヴァー・イン・マイ・ライフ」
12.「ビューティフル・ナイト」
13.「ザ・クロス」


上映時間：20:40- （連日）
料金：1,500円
割引：あなたが一番好きなプリンスのLP、CDをご持参で料金1,000円に割引


劇場：渋谷HUMAXシネマ
東京都渋谷区宇田川町20-15 ヒューマックスパビリオン渋谷公園通り4Ｆ
TEL. 03-3462-2539
http://www.humax-cinema.co.jp


『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』オフィシャルサイト：http://www.sign-o-the-times.com/




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