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tokyo feature : April 28, 2016 @ 20:01

トーキョーシティポップス Vol.39 ──Initial Impulse



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2016年4月のテーマは、「初期衝動」。


新生活にはいって、はや1ヶ月。

いろいろと生活に慣れてきて、さまざまなモノゴトに目をむけられる、ココロの余裕も生まれてきているのでは?


「いろいろな場所に行ってみたい!」。
「いろいろなコトをやってみたい!」。

そんなおさえられない”初期衝動”を大事にしてほしい、アナタのココロのBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






April『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.39 -Initial Impulse-』





01. 「Awakening」土岐麻子
『HEARTBREAKIN’』


まさに、目覚め、いろんな意味で覚醒するというコトで、
“土岐麻子”ちゃんのこの曲を。
作詞が土岐麻子、そして作曲がEPOという、
ナイスコンビによる激ポップチューン。



02. 「ヒップホップの初期衝動」□□□
『everyday is a symphony』


コレこそまさに覚醒!
ラッパーの”いとうせいこう”さんが、
ヒップホップに目覚めた瞬間のリリック。
最初のアソビ感満載のエディットが、
たまらない。



03. 「Native Dancer」D.A.N.
『D.A.N.』


2016年、個人的に大注目の若干22歳による3人組み、”D.A.N.”。
このおさえた感じのミニマル感。
オジサンには、ビンビンきます。
すえおそろしい才能。



04. 「白波トップウォーター」サカナクション
『GO TO THE FUTURE』


コチラ、”サカナクション”の2007年のデビューアルバムから。
このクリックハウス的な疾走感、たまらんですな。
個人的には、コレくらい初期の”サカナクション”が好きだったり。。。
もちろん、いまもイイけれどね。



05. 「水と泡」THE BED ROOM TAPE
『THE BED ROOM TAPE』


バンド”Nabowa”のギターリスト”景山奏”によるソロプロジェクト。
このユルーいビートと、フワフワウワモノ、
そしてギターの弾いてる雰囲気がたまらんですな。
“景山”氏のボーカルも、ちょうどいいユルさ。



06. 「Sweet Juicy Luv feat. LUVRAW」G. Rina
『Lotta Love』


そして、女性ボーカル”G. Rina”による究極のユルユルサウンド。
とにかく、”LUVRAW”による、ボコーダーボイスがたまりませんな。
暑くなったり、寒くなったりで、こういったユルめの極メローサウンドが、
いまは欲している感じです。



07. 「hup tare dub」OKI
『DISCOVER NEW JAPAN 民謡ニューウェーブ VOL.1』


トンコリ奏者”OKI”による、「hup tare dub」の未発表ヴァージョンだそう。
民謡というよりは、ダブ、、、ですな。
ダビーなトンコリの音色がかなりきもちいい。



08. 「Vitamin」北園みなみ
『promenade』


みんなイチオシの”北園みなみ”。
カレのサウンド、やはりいいですなー。
とくにこの曲は、
トラックがビックバンドジャズにちかい感じがステキ。



09. 「love scene」EGO-WRAPPIN’
『ROUTE 20 HIT THE ROAD』


“よっちゃん”と”森ラッピン”によるバンド”EGO-WRAPPIN’”。
デビュー20周年を記念したベスト&カヴァーアルバムから、
2010年にリリースされた『ないものねだりのデッドヒート』に収録された、
ナイスラヴァーズレゲエ。



10. 「nichijoh」中島孝
『TAXIS』


九州北部を中心に活動する、”nakakoh”こと”中島孝”の新作EPから。
ナイスなギターポップトラックに
「nichijoh(日常)」というタイトルどおり、
なんてコトない日常をうたっている歌詞。
色的にはマリンブルーな、
まさに”カルロストシキ&オメガトライブ”感あふれる夏サウンド。



11. 「労働CALLING」Scoobie Do
『恋のレキシカン・ロック / おんな』


プラスワンモアなファンキーバンド”Scoobie Do”。
カレらが働きモノの日常を歌った、
まさに日常ファンクミュージックがコチラ。



12. 「マヤカシのブルース」浜田マロン
『成熟のマーブル』


ビッグバンドジャズなビッグなサウンドに、
ネットリとした歌声がすばらしい”浜田マロン”。
昭和的な、マヤカシ的な、グッドヴァイヴス。



13. 「Smile」青葉市子と妖精たち
『ラヂヲ』


コチラは、おなじみ”チャールズ(チャーリー)・チャップリン”作詞・作曲による、
「Smile」のカヴァー。
もともとは、1936年の映画『モダン・タイムス』で使用された、
インストゥメンタルのテーマ曲。
それを、”青葉市子”さんと”細野晴臣”さんとのデュエットで歌う、ナイスカヴァー。
2016年4月14日に起こった「平成28年熊本地震」をはじめ、
いま世界中で起こっている自然災害によって、
被災されてしまった方々へ贈ります。



※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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