tokyo feature : June 29, 2016 @ 16:41
トーキョーシティポップス Vol.41 ──rain and rainbow, and coffee
アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。
日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。
2016年6月のテーマは、「雨と虹と、コーヒーと」。
雨がおおいこの季節。
喫茶店でぼんやりとコーヒーを飲みながら仕事をしていると、
急に晴れたりして、うつくしい虹が空にかかったりしますよね。
しないか。。。
そんなワケで今回は、憂鬱な梅雨の季節にピッタリなアナタのお仕事用BGMとなれば、コレ幸い。
ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。
June『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.41 -rain and rainbow, and coffee-』
01. 「シアトル・グランデ」エミ・マイヤーと永井聖一
『エミ・マイヤーと永井聖一』
シアトルサウンドといえば彼女でしょう、”エミ・マイヤー”。
この狂おしいほどのポップ感がたまりません。
タイトルの「シアトル・グランデ」ももちろんコーヒーの名前ですしね。
そろそろアルバムをリリースしてほしいなー、と。
02. 「風が吹けば」カンバス
『こころでもっと』
福岡出身のポップデュオ。
先日リリースした、リマスター盤から。
“キリンジ”っぽさもあるけれど、”キリンジ”よりは粗削り感というか、
土っぽさがあるというか、でも、洗練されたアーバンさも持ち合わせている、
そういう感じで彼らの方が好みです。
03. 「POP LIFE」RHYMESTER
『The R ~ The Best of RHYMESTER 2009-2014 ~』
プロデューサーに”DJ Watarai”をむかえたこのトラック。
ビートは、おそらく”Prince”の「Pop Life」をサンプリングしているのではないかと。
人生山あり谷あり的なリリックが沁みます。
04. 「Black Coffee」佐藤博
『Time』
日本を代表するアーバンサウンドといえばこの方。
雨上がりのブラックコーヒーというのは、
70年代からの流行りだったですね。
レゲエビートにくもった感じのメロディ。
ナイス雨サウンド。
05. 「こぬか雨」EPO
『epocha 1980-1986』
“伊藤銀次”の名曲を超バラードでカヴァー。
さまざまなアーティストがカヴァーする、
まさに雨の代表曲ですな。
06. 「雨と虹」Nabowa
『DUO』
ほぼほぼ今回のタイトル曲っぽい曲です。
ヒップホップビートに、ヴァイオリンとエレキギター。
ものすごくシンプルなのに、グッとその世界に惹きこまれる。
そんなすばらしいサウンド。
07. 「ハレルヤ」畠山美由紀
『rain falls』
“畠山美由紀”嬢がココロを込めてうたった、
“レナード・コーエン”の名曲。
演奏はギター一本ですよ。
とにかく気迫がスゴすぎ。
この曲、じつはかなり意味が深い恋の歌だったりします。
ナゼ、今回選曲したのか、、、気になる方は、ぜひ検索を。
08. 「Girl Talk」Chai-Chee Sisters
『Girl Talk』
“SARI”と”YUKA”のふたりの女性ボーカルからなるジャズ・コーラス ユニット”Chai-Chee Sisters”。
彼女たちのデビューアルバムから。
オリジナルは、1965年。
それに彼女たちの日本語詞がいい感じ。
まさに時空を超えて歌いつがれる、スタンダードナムバー。
09. 「新しい人」Small Circle of Friends
『Silence』
“スモサ”こと”Small Circle of Friends”の新作アルバムから。
この曲、レビュ—でも書きましたが、
個人的には「Sittin’ on the Fence」のアンサーソング的なとらえ方をしています。
アッパーではないのに、なんかアガる感じが”スモサ”のスゴいところですよね。
10. 「シャリマティー」U&Design
『1/3 1/3 1/3』
コチラ、トーキョーで活動する3人組による完全自主制作アルバム。
彼らの2010年の作品なので、現在のシティポップスサウンドブームのはしり的なバンド。
プロデューサーが”堂島孝平”というのもナットクの、ステキなシティサウンド。
11. 「明るい未来」never young beach
『fam fam』
人気急上昇中のカワサキサウンドの星、”ネバヤン”。
このビーチ感といい、軽ーい感じといい、ホントにステキ。
ぼんやりハマで、ラジオで聴きたいグッドヴァイヴス。
12. 「グッド・バイ・マイ・ラブ」なかの綾
『Emerald in Paradise』
“なかの綾”の新作アルバムから、
野性の雌、”アン・ルイス”嬢のカヴァー。
ピアノのスウィング感がとても気持ちのいい、ナイスジャズアレンジ。
オトナなセツナイ恋のミドルバラード。
13. 「元気を出して」竹内まりや
『Expressions』
いろいろと憂鬱な日々がおおいこの季節。
やはり、元気を出して生きていきたいモノですな。
※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。
Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)
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