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Tokyo News : October 21, 2016 @ 18:53

DJにフォーカスしたカセットテープレーベルが始動!──「Mastered Hissnoise」



国内外のアンダーグラウンド・シーンで活躍するDJたちにフォーカスした、カセットレーベル「Mastered Hissnoise」が始動した。


数年前からの70年代、80年代ブームからのアナログ回帰で、アナログレコードに次いで、いま注目をあつめているのがカセットテープだ。


トーキョー都内のセレクトショップやレコード店では中古のラジカセが販売され、その影響もあり中古やデッドストックのカセットテープなども取り扱う中古レコード店も増えてきている。

また、最近ではカセットテープで新譜をリリースする若手アーティストも続出。


そんな感じで、あらたなアートフォームとして注目を浴びるカセットテープ カルチャーに、あらたに国内外で活躍するDJたちにフォーカスした、ミックステープ専門のレーベル「Mastered Hissnoise」が始動した。


カセットテープならではの⾳質にこだわった独自のマスタリングで、ミックスCDとはちがったプレイ内容がレーベルカラーだそう。


ちなみに、リリース形態はカセットテープ+DLコード。

DL⽤データには、iPhoneなどで聴いたとしても、カセットコンプレサーが効いたやさしい⾳質が出るよう⼯夫されているとか。


さらに、テープが劣化しても、⾃ら再録⾳できるファイルも⽤意されているので、「音がワルくなったなー」と感じたら、録音しなおせばOK。


サイトの方では、テープとは異なるバージョンがアップされてたり、さまざまなオモシロい”カタチ”でのリリースを考えているとのコト。


ミックステープ、むかしはよくつくっていたなー、、、という甘酸っぱい思い出ではあるが。。。


なつかしくも、あたらしい音響体験をアナタに。






「Mastered Hissnoise」





「Mastered Hissnoise」オフィシャルサイト:http://msnoise.info/



□リリースアイテム

・CAT BOYS
『BEST OF CAT BOYS vol.1』





老舗クラブ青山蜂をホームとするSOUL/FUNK/DISCOを愛する3人組、2014年より活動開始。
2015年4月発売のファーストアルバム『BEST OF CAT BOYS vol.1』は、渋谷界隈ですでにアンセム化している「Love Somebody」をふくむ斬新なオリジナル曲ほか、ブラッククラシックスから最新ヒット曲まで、漆黒のエンジンオイルのようにねっとりギラギラ妖しくまとわりつくファンキーチューン12曲に加え、”MAR☆BIN(A)”との吉祥寺「Cheeky」でのスペシャルな名演を収録。

レーベル:CONY(CONY-0005)
発売中!



・KC from Militant B
『The PAST』





2016年7月にMIX TAPE ”HAWKEYE DUB”をリリースし、”ヘビーマナーズ秋本”氏をはじめ著名なダブマスターたちから称賛を受け 好調なセールスを記録した”OG”が所属するDJユニット”Militant B”から、長い沈黙をやぶり”KC from Militant B”のカセットアルバムのリリースが決まった。
オーセンティックなサンプリングサウンドのHIPHOPから、シンセづかいのディープなBEATものまで、今作は彼が制作した膨大なトラック群の中からセレクトしたトラックアルバム。
現場でのLIVEでは好評を博しながらもリリースされず、その動向含め注目を集めていたが この度『カセットストア・デイ』にようやく日の目を見る事となるトラックも収録されている。この不穏な扉の先に、一体どんなサウンドスケープが待っているのか。
これは”KC”のみならず”Militant B”の記念すべき回想録でもある。

レーベル:Bad Man Wagon dealer(BMW004)
発売中!



・Ryuuta Takaki
『UNTITLED』





ヒップホップを軸にアンビエントやエレクトロニカ、チルウェイヴの要素を取り込んだサウンドが特徴であり、時折ダブステップを思わせる非常に重いベースも顔をのぞかせる。
2013年に分解系レコーズ主催の『Out of Dots 2013 -Following Gene-ration-』に当時弱冠18歳で出演を果たし、それを機に渋谷のクラブでビートライブなどで活躍。国内では、”LASTorder”の「Unreal Dialogue」にリミックスへの参加、”DE DE MOUSE”主催レーベル「not records」からロンドンのアーティスト”phoenix and the flower girl”と共作、”Ryuei Kotoge”「undo,redo.Remixes」に参加するなど、国内ビートメーカーシーンにおいても認知され、評価を受けている。
その他、フランスの「Orikami Records」、UKの「Italdred Records」などの海外レーベルからのリリースや、海外アーティストとの共作も多数リリースしている。
2014年より、1年半の活動休止を経て「Low High Who?」から、ミニマルテクノ、ダブステップ、アンビエントをクロスオーバーしヒップホップの形式に落とし込んだ1stアルバム『Sink into the Midnight』をリリースしている。

発売中!



・DJ WADA
「Garden」





日本のテクノ界のゴッドDJ WADAによる貴重なカセットテープ取り卸し作品。
アンビエントなラウンジテクノ感を意識して制作された本作は、”DJ WADA”のキャリアと経験が詰めこまれた歴史的名作必至。
2016年10月発売予定


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