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Daily Life w/ Music : December 7, 2016 @ 21:39

FILE 344 Kan Sano 『k is s』


ディスクレビュー コーナー『日々是音楽』では、”トーキョー マガジン”が最新の音楽情報を独断と偏見で、自信を持っておススメするいちまいを紹介していきます。



FILE 344 Kan Sano 『k is s』


キーボーディスト、トラックメイカー、プロデューサーとして活動をつづける”Kan Sano”が、3rdアルバム『k is s』をリリースした。


“Kan Sano”は、”Chara”、”UA”、”大橋トリオ”のキーボーディスト、プロデューサーとして、”松浦俊夫 presents HEX”のメンバーとして、また『FUJI ROCK FESTIVAL』をはじめ、『Monterey Jazz Festival』やフランスの『World Wide Festival』に出演するなど、さまざまなシーンで活躍。

ジャズとクラシックを融合したような独自のスタイルで、いま注目の音楽家だ。

そんなカレの3枚目となるオリジナルアルバムがリリース。



おススメは、「Penny Lane」。
ミドルテンポで、かなりアーバンスタイル。
“ROY AYERS”や”The Brand New Heavies”をなんとなく彷彿させる、
グッドなファンクサウンド。


そして、ボーカルに”七尾旅人”をフィーチャーした「C’est la vie」。
コレ、ヤバい。
ビートの感じといい、ウワモノの雰囲気といい、”七尾旅人”の声といい、
そのすべてが最&高な一曲。
まさに、これが人生さ。


さらに、超さわやかシティポップスサウンドの「LAMP」。
ほかの曲とはまったくテイストが異なるが、
なんとなーく”鈴木雄大”の「19,600,000の悲しい夜と眩しい夢」の雰囲気がして、
おもわずググってみてしまったけど、ちょっとちがったかな。
とはいえ、ココロにグッと響く、ナイスなシティサウンド。



という感じで、
フィーチャーリングボーカルものはもちろんのコト、
自身のボーカルものもいい感じで、
ぶっちゃけ一枚まるまるおススメのアルバムだ。


あたらしいジャズのスタンダードがココにある。






Kan Sano
『k is s』


価格:¥2,300(税抜)
レーベル:origami PRODUCTIONS (OPCA-1031)

発売日:2016年12月7日


□トラックリスト
01. Penny Lane
02. Magic!
03. Reasons feat. Michael Kaneko
04. C’est la vie feat. 七尾旅人
05. lovechild
06. Can’t Stay Away feat. Maylee Todd
07. Momma Says feat. 島村智才
08. LAMP
09.と び ら
10. Awake Your Mind
11. Let It Flow


“Kan Sano”オフィシャルサイト:http://kansano.com/


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