Tokyo News : December 10, 2016 @ 18:44
アートはアソビゴコロから!──”永戸鉄也”と”ENZO”の『Paper Show』
アートディレクターの”永戸鉄也”とセットデコレーターの”ENZO”の共同展覧会『Paper Show』が、池尻大橋のギャラリー「104GALERIE」と「104GALERIE-R」のふたつの会場にて開催中だ。
ファッションブランド『UNDERCOVER』のビジュアルや、UAなどの音楽アーティストのアートワークを手がけてきた、”永戸鉄也”と”ENZO”のふたり。
本展では、そんなふたりが、ドイツはベルリンの街中の壁からはがし、収集したポスターを素材にしたコラージュ、インスタレー ションを展開。
収集したポスターの総重量は150kgにおよぶとか。
コラージュなどの作品は、もちろんすべて手作業を駆使。
しかし、どう考えてもベルリン中のポスターをはがしている時点でオモシロいというか、ちょっとオカシイ感じではあるが、そこは完全にふたりのアソビゴコロそのもの。
アートとは、そういうちょっとしたアソビゴコロから生まれるモノなのだ。
まずは、ふたりの渾身?の手作業コラージュ作品を観に行くベシ。
2016年12月10日-2017年1月15日
永戸鉄也 ENZO
『Paper Show』
営業時間:12:00-20:00
(※水曜日、年末年始2016年12月27日-2016年1月6日 休廊)
会場:
・会場1:
104GALERIE
東京都目黒区青葉台 3-22-1 目黒ハイツ104
TEL. 03-6303-0956
http://www.104galerie.com/
・会場2:
104GALERIE-R
東京都目黒区大橋 1-6-4 GARAGE
□プロフィール
・永戸鉄也(Tetsuya Nagato)
アートディレクター、アーティスト
1970年東京都生まれ。
高校卒業後に渡米。
帰国後、96年よりアートディレクターとして”UA”や”RADWINPS”をはじめとする国内トップアーティストのCDジャケットデザインやミュージックビデオのディレクション、広告やドキュメンタリー映像制作などにたずさわる。
ファッションブランドでは『UNDER COVER』のアニバーサリーブック、『KIJIMA TAKAYUKI』のルックブックのアートディレクションも手掛ける。
一方、アー ティストとしても活躍し、コラージュ、写真、映像作品を制作、個展やグループ展で発表を続けている。
2003 年、 第6回文化庁メディア芸術祭デジタルアート優秀賞受賞。トーキョーワンダーウォール公募 2003・ワンダー ウォール賞受賞。
・ENZO
1972年生まれ。「R.mond inc.」主宰。
PVやCMなどのムービー撮影、雑誌や広告などのスチール撮影、店舗デザイン、展覧会などのオブジェ製作などあらゆるメディアにおける美術制作を手がける。
2013年夏、「104GALERIE」をオープン。
国内外問わず、独自の審美眼によって精選した作家の展覧会を行っている。
・104GALERIE
2013年夏、”ENZO”がオーナーのもと中目黒にギャラリーをオープン。国内外のアーティストの展示を行う。
美術の経験を生かし、空間デザインにも力を入れた展示を行い、新しいギャラリー空間として批評を集めている。
また、展示内容により、普段アトリエとして使用しているガレージ「104 GALERIE-R」もギャラリーと して開放し、半屋内空間での展示もたのしめる。
© TETSUYA NAGATO・ENZO
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