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Tokyo News : December 12, 2016 @ 21:50

ついに20周年企画も最終回で、アノ帝王と新世代の奇才が激突!──『DBS 20TH』



2016年10月より2ヶ月にわたってつづいてきた『DRUM & BASS SESSIONS(DBS)』20周年パーティが、2016年12月17日の帝王”GOLDIE”の登場で、ついにファイナルを代官山「UNIT」でむかえる。


1996年にスタートした『DRUM & BASS SESSIONS(DBS)』。


20周年企画の第1弾として、2016年10月に”CONGO NATTY”と”MALA”が来日をはたし、今回、2ヶ月間のアニバーサリー企画の第2弾として、ついにドラム&ベースのパイオニアにして、シーンのカリスマ、というよりまさに帝王!”GOLDIE(ゴールディー)”が登場する。



GOLDIE


グラフィティ・アーティストとしてもおなじみのカレだが、自身のレーベル「Metalheadz」の大親分として、90年代のUKベースミュージックシーンを築いた立役者として、まさに最重要人物であるコトはまちがいない。

ちなみに、2016年には音楽とアートの功績を称えられ、大英帝国勲章「MBE」を授与されるという、、、生きるレジェンドといってもまったくもって過言ではない存在に。


そして、今回は、アメリカ新世代の奇才”LEE BANNON aka DEDEKIND CUT”が競演。



LEE BANNON aka DEDEKIND CUT


じつは個人的には、アメリカでベースミュージック?という感じで、シーンとしてはあまりピンと来ないのだが、なんと彼はUKのレーベル「Ninja Tune」からアルバムを発表するという、まさにアメリカのベースミュージックシーンの奇才。


ということは、UKのベースミュージックシーンの帝王と、アメリカの新世代の奇才が、ド真ん中のトーキョーで競演するという、、、これはなんともスゴい企画で、かなりヤバイイパーティになることまちがいなし。


コ、コレはぜひとも、西と東の才能の対決、いやカルチャーの激突を体感してほしい!







2016年12月17日
『DBS20TH GOLDIE x  Lee Bannon AKA Dedekind Cut』






feat.
GOLDIE
Lee Bannon AKA Dedekind Cut


with.
ENA
TETSUJI TANAKA
TOYO


saloon:
DJ Doppelgenger(solo Live set)
HELKTRAM
DJ CROWD
SHINTARO
HALU


vj/laser:SO IN THE HOUSE

live painting:The Spilt Ink

food:Shinjyuku- DUUSRAA



ENTRANCE FEE(adv./door):¥3,300/¥3,800
OPEN/START:23:30-


代官山UNIT
東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 Za-HOUSEビル
TEL. 03-5459-8630
http://www.unit-tokyo.com/
※20歳未満の入場不可/要写真付身分証(You Must Be 20 and Over With Photo ID to Enter.)


『DBS』オフィシャルサイト:http://www.dbs-tokyo.com



□プロフィール

・GOLDIE(aka RUFIGE KRU, Metalheadz, UK)

“KING OF DRUM & BASS”、ゴールディー。
80年代にUK屈指のグラフィティ・アーティストとして名を馳せ、92年に4ヒーローの「Reinforced」から”RUFIGE KRU”名義でリリースを開始。ダークコアと呼ばれたハードコア・ブレイクビーツの新潮流を築く。
94年にはレーベル「Metalheadz」を始動。
95年に1stアルバム『TIMELESS』(「FFRR」)を発表、ドラム&ベースの金字塔となる。
98年の『SATURNZ RETURN』は、”KRSワン”、”ノエル・ギャラガー”らをゲストにむかえ、ヒップホップ、ロックとのクロスオーヴァーを示す。
その後はレーベル運営、DJ活動、俳優業に多忙を極めるが07年、”RUFIGE KRU”名義で『MALICE IN WONDERLAND』を発表。
08年に自伝的映画のサウンドトラックとなるアルバム『SINE TEMPUS』をデジタル・リリース。
09年には”RUFIGE KRU”名義の『MEMOIRS OF AN AFTERLIFE』を発表、またアートの分野でも個展を開催するなど、英国が生んだ現代希有のアーティストとして精力的な活動をつづける。
12年、「Metalheadz」の通算100リリースにシングル『Freedom』を発表。
13年には新曲をふくむ初のコンピレーション『THE ALCHEMIST: THE BEST OF 1992-2012』をCD3枚組でリリース。
14年、「Ministry of Sound」からのヴィンテージMIXシリーズ『MASTERPIECE』を発表、”ヘリテージ・オーケストラ”との”TIMELESS LIVE”が好評を博す。
16年、音楽とアートの功績を称えられ大英帝国勲章MBEを授与される。
15年の『Broken Man』以降リリースはないが”フライング・ロータス”、”ブリアル”、”フォーテック”らが参加の新作リリースが待たれる。
http://www.goldie.co.uk/
http://www.metalheadz.co.uk/



・LEE BANNON aka DEDEKIND CUT(Ninja Tune, NON WORLDWIDE, USA)

カリフォルニア州サクラメント出身、現在はNY在住のビートメイカー/プロデューサー。
映画からインスピレーションを得ることもおおく、フィールド・レコーディングを多用した自由なプロダクションが賞賛を浴びた1stアルバム『FANTASTIC PLASTIC』を、12年に”FLYING LOTUS”の作品で名高い「Plug Research」からリリース。またブルックリンの若手ヒップホップ・クルー”PRO ERA”との交流を経て、代表格の”JOEY BADA$$”のプロダクションや彼らのツアーDJとして注目をあつめる。
13年にはダーク&エクスペリメンタルな『CALIGULA THEME MUSIC 2.7.5』、『NEVER/MIND/THE/DARKNESS/OF/IT…』の2作のデジタル・アルバムのリリースを経て、「Ninja Tune」と契約。ダウンテンポの『Place/Crusher』を発表。
14年、「Ninja Tune」からアルバム『ALTERNATE/ENDINGS』を発表、90’sジャングル/ドラム&ベースのヴァイブを独自のサイファイ音響&漆黒ビーツで表現し、『Rolling Stone』誌のBest Electronic and Dance Albumの15位となる。
15年には前作とは趣を異にするドープなドローン/アンビエント色の濃厚な怪作『PATTERN OF EXCEL』をリリース。その後、突然改名を宣言し、あらたに”DEDEKIND CUT”の名前でEP『Thot eNhançer』をセルフ・リリース。”LEE BANNON”と決別した”DEDEKIND CUT”はエクスペリメンタルなノイズ、ニューエイジ、アンビエントの現代的なアプローチを標榜し、’06年に『LAST』、『American Zen』を発表、11月には注目のアルバム『$UCCESSOR』がリリースされる。
http://leebannon.bandcamp.com


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