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ブラインドからのぞき見た世の中 : January 31, 2017 @ 19:36

ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.174『世界は再富国強兵化』



えー、さてー、某アメリカの大統領が某トランプ氏に変わって約1週間が経ちました。


さっそくというか、すでにというか、予想通りというか、、、
たった1週間で、某アメリカ国内外で摩擦が生じておりますな。


例の「移民・難民の入国を制限・停止する大統領令」には、
某アメリカ国内での空港で混乱が起こり、
暴動寸前のところで、
米連邦地裁が大統領令の執行の一部を阻止するという事態に。

某トランプおじさん、異例の釈明会見までしてましたが、
政権と司法が対立状態に陥るのは時間の問題ですな。

それに、今回の「移民・難民の入国を制限・停止する大統領令」に関しては、
各国もわりと慎重な対応をみせている状況のようです。

まあ、当たり前か。


また、就任日からはじまった、
いやもしかしたら大統領選からの流れかもしれませんが、
某アメリカ国内での反トランプデモも、順調に?拡大中、
というか育ってますな。


しかし、某トランプさんの外国人排除的な政策は、
若干、ドイツのナチ政権における初期の経済政策に似ている感じもしてたりします。

かのヒトラーは、30%失業率と貧困の国ドイツを、
首相就任から4年ほどで、
一気に裕福な国へと変化させたのは、
ご存知のとおり。

右向け右のファシズムにおける経済政策は、
当たり前のコトながら効率がいいので、
みるみる効果を発揮するワケですよ。


ただ、強大なパワーをもったリーダーは、
ヒトを幸せにもするが、
不幸をまねくコトもある。

映画『ラピュタ』での”ポムじい”さんの的なコトバですが(笑)。


独裁的となってしまったヒトラーのその後は、
周知のごとくでしょう。

もちろん、とくに某ヒトラーを賞賛しているとか、
そういう意味はないので、あしからず。


江戸幕末から昭和初期まで、
富国強兵政策を謳っていた日本も、
かの国のごとくですよ。

歴史上、ドコの国をみても、
チカラの持ちすぎた国の末路は、
いい国にはなってない、
もしくは国自体がなくなってしまっているのはあきらか。


しかし、世界的な不況状態というコトもあり、
いままた世界的に富国強兵化がススんでいる状況ですな。

お隣さんのチューゴクも、北のあの国も、
某ロシアも、我が国ニッポンもふくめ、
世界的にそんな流れになりつつあります。


1929年にはじまった世界恐慌からの脱出策として
ナチスドイツが、それでいちど成功しているからって、
その方法がまた通じるとはかぎらないワケですが、
どうもそんな形を取ろうという方向へと、
ズズズッと地スベり的に動いてますよ。


どの国の知識人たちが警鐘をならしていても、
インテリ層のタワゴトととられてしまってますよねー。

それが某アメリカ大統領選では、
ハッキリクッキリとわかれたなっという気がします。

ナニを言っても「インテリ層が・・・」みたいな。

「いやいやちょっと考えればわかりますよ!」的な感じなんですけれどね。

そこを忌み嫌うヒトがおおすぎる。


それにしても富国強兵化、、、
また負の歴史をくり返す方向にむかわないコトを祈ります。

おなじ強兵なら、柴田の方を目指すベキかと。

“セクシー大下”こと”柴田恭兵”。


そんなワケで、2017年の日本は、
ニッポン全国一億総柴田恭兵化計画化をススメれば、
みんなセクシーになって、
経済も回復すると考え〼が、
みなさんは、どのように考えますか?




中島ノブユキ「Thinking of You (NN’s Dreamy Mix)」



旅路 良



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