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tokyo feature : April 28, 2017 @ 17:25

トーキョーシティポップス Vol.51 ──Journey



アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。


日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。


2017年4月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「旅路」です。


エスカレーターなみに自動的にゴールデンウィークへとむかっている、4末なう。


ちまたでは、最終週末というコトもあり、すでにさまざまな土地へと旅立っている方もおおいのかなと。

そんなワケで、今回は、風景や旅を感じるようなグルーヴ感あふれる選曲が中心でございます。


ちなみに旅って、目的地に着くまでが意外とヒマなんですよねー。

ワクワク感はあるものの、遠くにいけばいくほど、時間もかかる。

つくまでがたのしいというのもありますが、意外とたるいワケで。。。


ま、人生もいっしょカモですね。

死んだらラクだけれど、死ぬまでが大変だけれど、たのしいかったり、たるかったり。。。


というコトで、この音楽たちがアナタの旅のおともとしてたのしめるBGMとなれば、コレ幸い。


ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。






April『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.51 -Journey-』






01. 「FRESHにSTEP」P.O.P
『FRESHにSTEP』


先日、デジタルリリースされた双子のラッパーグループ”P.O.P”の新曲を。
モノスゴくブギー感あふれるファンクなトラックに、
超ゴキゲンなラップ。
ケミカル・ブラザースとドラえもんがイッタリキタリで、
入乱れた感じがカレらっぽいカモ。
旅のはじまりの自分を盛り上げるにちょうどいい、
グッドヴァイヴスです。



02. 「Ride on Wave」Yogee New Waves
『Ride on Wave/C.A.M.P.』


2017年4月22日に開催された『レコードストアデイ』にリリースされた、
ヨギーの7インチから。
海で波にユラユラユラれて浮きながら聴きたい、ライトメローサウンド。
角舘くんのふわっとしたボーカルもいいですなー。
コチラ、5月にリリースされるアルバムにも収録されてますので、
レコードプレーヤを持っていない方はソチラをチェック!



03. 「サムタイム」ジャンク・フジヤマ
『A COLOR』


ヤマタツ感あふれるグッドボーカルのジャンク・フジヤマ。
流れるようなベースといい、
チョイチョイ気になるギターの感じといい、
ミドルメローなサウンドと、、、
なんともこの時期にピッタリです。



04. 「ジャンクション」アップルパイ
『あっぷるぱい』


両親がシュガーベイブファンというナゾの高校生?っぽいバンド、アップルパイ。
サウンドのつくり方が、もうシュガー・ベイブまんまっちゃまんまです。
しかし、いいんですよねー。チカラの入り方と抜け方のバランス具合が。
至極のグッドグルーヴを味わってくださいませ。



05. 「いつも君と」H2O
『EMOTION』


80年代のシティポップスグルーヴの代表的バンドといえば、やはり”H2O”。
「想い出がいっぱい」や「10%の雨予報」などとならんで、この曲も隠れた名曲。
いい感じのさわやかシティポップスです。



06. 「let go(Reggae Disco Rockers Remix)」m-flo loves YOSHIKA
『BEAUTIFUL GIRLS -The Strictly Best Works Collection-』


女性ボーカリスト”YOSHIKA”をフィーチャリングした、、、
いやラブっちゃった”m-flo”の05年の曲を、
“Reggae Disco Rockers”がナイスレゲエでリミックス。
バラード感があふれすぎのオリジナルよりも、
やっぱりコチラの方が好きかな。
ヤーマン!



07. 「銀河鉄道999」Dub Master X
『Dub Summer』


ダブサウンドのリミキサーとしてもおなじみ、
ダブ大先生の09年にリリースされたアルバムから。
ダブ先生がやるとこうなるのね!サスガですな。
この曲、ちょいチャラいイメージがついてしまったけれど、
オリジナルはもちろん”ゴダイゴ”。



08. 「Shangri-La」スカ・ラヴァーズ
『LOVERS SKA ~Sing With You~』


沖縄とジャマイカのスカリズムが合体した”スカ・ラバーズ”。
“電グル”のこの感じをオキナワンスカでカヴァー。
ボーカルが北海道出身の沖縄民謡歌手”堀内加奈子”。
この感じ、いいんですよねー。
ユッタリマッタリなシャングリランですわ。



09. 「face to face」DE DE MOUSE
『dream you up』


2017年4月12日にリリースされたばかりのアルバムから。
エディット感満載な打ち込みエレクトロファンク。
この感じ、じつはキライじゃないのです。
宇宙感ただよう、至極のスペイシーグルーヴ。



10. 「SEED」ESNO
『Visionary』


音楽家、”西原健一郎”くんの別ユニット”ESNO”。
とくにこの曲はエディットされたトランペットのサウンドがたまらん、
まさにフューチャージャズで、フューチャーリスニングざんす。
サンプリングされた振る時計の針音?心音?もイイね。



11. 「パスポート」Emi Meyer
『PASSPORT』


そして、”エミ・マイヤー”の日本語歌詞がググッとココロにささる「パスポート」。
おおらかなサウンドもまた、
自分のなかのナニかを豊かにしてくれますな。
パスポートはやはり旅の必需品。
というコトもあっての選曲。



12. 「バイバイジェット」いしだあゆみ & ティン・パン・アレイ・ファミリー
『アワー・コネクション』


70年代シティポップスの代名詞的なバンドといえば、
“ティン・パン・アレイ”ですな。
そんなカレらをバッグバンドにひき”いたいしだあゆみ”のこの曲。
ユルユルレゲエビートが気持ちいいです。
ぜひとも、うつくしい日本語の歌詞に耳を傾けてほしいですな。



13. 「Stay With Me」Paris Match
『Quattro』


2000年代のジャパニーズシティポップスサウンドの金字塔的バンド、”Paris Match”。
ボサノヴァへのアプローチがすばらしい、カレらのこの曲。
90年代の”シャーデー”感があります。
たぶん、まちがいなく影響はウケているのだろうけれど。



14. 「ほんの少し」port of norts
『more than paradise』


そして、”小島大介”と”畠山美由紀”のユニット”port of norts”。
2000年代初頭の音楽といえばカレら、みたいなもう代表選手ですな。
ちなみに”畠山美由紀”嬢は、
2017年でソロ・デビュー15周年だとか。
なんだか、5月の空っぽさを感じます。。。
6月の歌みたいだけど。。



15. 「Insomniac」Predawn
『手のなかの鳥』


澄みわたる歌声がきもちいいバンド、”Predawn”。
もともとはまちがって買ったミニアルバムだったのだけれど、
気持ちよすぎて聴き入っちゃってます。
“Insomniac=不眠症”の歌なんだれど、旅といえば不眠症。
かなり個人的なハナシだけどね。。。




※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。


Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)


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