ブラインドからのぞき見た世の中 : June 11, 2010 @ 20:13
ブラインドからのぞき見た世の中 VOL.18『コトバのニホンゴ』
ニホンゴのコトバってむずかしいですよね。
いつも言ったあとに、「このコトバは、コレであっていたのかな」とか、
このメールもそうですけれど、出した後に「ああ、あのコトバを使うんじゃなかった」とか、
必ず一度は考えてしまいますよ。
なぜなら、時として意図していたコトとはちがう意味で相手に伝わったり、
時代とともに使い方や意味が変わってきていたり、
新しいコトバや方言、スラングなんかも出来ていて、
自分の母国語でありながらも、いつも迷いながら使ってしまいます。
最近、よく話されるコトバがあって、じつはコレがえらく答えづらいんですよね。
それがコチラ、
「ワタシ(ボク)は、行かなく(やらなくて)ていいんですか?」
このコトバは、みなさんはどのように捉えますか?
状況としては、ワタシが「どこどこへ行く」という話をしたときに、
その人が「一緒に行きたい」とか、「行動したい」と思ったときに、よく聞く言い回しなのですが、
これがどう答えていいのか分からないんです。
しかも、このコトバを言われたときに、ちょっと”ムっ”としてしまうんですよ。
なぜなら、コレって”自分は参加しなくていいのですか?”という、ちょっと威圧的で、上から的な感じだからです。
使っている本人たちは、なんの疑いもなく、ケロっとして、このコトバを使用しているんですよね。
じつは、意外と30代前半のヒトに多いんです。
正しくは
「ワタシ(ボク)も、行って(やって)いいですか(よろしいですか)?」
だと思うのですが、いかがでしょう。
それなら、「いいよ!」とか、「ダメです」とか、答えを言えるんですけれどね。
あと最近、電車のなかで耳にするのは語尾が”ぇ”で、永遠につづく会話とか(笑)。
「昨日、彼(彼女)に会ってぇ、マックに行ってぇ、そこで話していてぇ、それがやべぇくてぇ。。。。」
この状態がずっとつづきます。。。
コチラは20代のヒト(見た目から)に多いようです。
そんなコトバでも、一応伝わるんですよね。
でも、それはじっさいに会って話しているからではないかなと。
これが文章になれば、まったく伝わらないのは明らかです。
もちろん、キチンとしたニホンゴを使っているヒトもいるので、
コレに関しては、一部のヒトなのかもしれませんが。。。
と、言っておきながら、かく言うワタクシのニホンゴもメチャクチャなんですけれどね。
でも、けっこうこういうコトバを聞く機会が多いもので。
これらのコトバ使いは、おそらくそのヒトが育った環境、
たとえば思春期時代に流行ったドラマや歌、本、雑誌などの影響だろうと思います。
その辺りは、まだ完全には調べられていないのですが──、
流行りのコトバ使いの共通年齢みたいなものがあって、
それがいちばん分かりやすく出ているのは歌の歌詞。
歌詞を時代ごとに見てみると、80年代のコトバ使いと、90年代のコトバ使いには”違い”がみられるのです。
時代の影響も受けて、変化しつづけるニホンゴのコトバ。
コトバは、コミュニケーションのためのツールでしかないので、
結局は、相手に意図が伝わらなければ意味がないんですよね。
もちろん、なんらかの方法で相手に伝わるのであれば、コトバなんていらないワケですから。
みなさんのコトバ使い、どうですか?
コトバにできない。
旅路 良
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