tokyo feature : June 29, 2017 @ 20:01
トーキョーシティポップス Vol.53 ──Moments of Rainy Season
アナタのデスクトップライフを、ちょっとだけ楽しくするサウンドデザイン「トーキョーシティポップス」。
日本のシティポップスを中心に選曲した、ハイセンスな架空のコンピレーションアルバム『Japanese Soul for Tokyo City Pops』を、その月のテーマをもって選曲し、お贈りしていきます。
2017年6月の「トーキョーシティポップス」のテーマは、「梅雨のひととき」です。
「アレ!?カラ梅雨??」とおもえるくらい、2017年の梅雨はあまりシトシト感がすくなかったようにおもえます。
ゲリラ豪雨とくもり空はおおかったような。。。
しかし、ホントーに異常気象ぎみですよね、地球規模的に。
ちょっと前まで夜はすずしかったのに、急な熱帯夜になったり。
とおもったら次の日は寒くなったり。
体調管理がむずかしいですがな。
なんともハッキリくっきりしないこの季節。
という感じで、今回は、暗い部屋で窓を開けて、梅雨のひとときをボンヤリとたのしめる選曲です。
アナタを音の奥深くへと誘うBGMとなれば、コレ幸い。
ぜひ、あたらしい音楽との出会いをたのしんでください。
June『Japanese Soul for Tokyo City Pops Vol.53 -Moments of Rainy Season-』
01. 「気持ちいい風が吹いたんです」never young beach
『SURELY/気持ちいい風が吹いたんです』
夏前に聴きたい!といえば”ネバヤン”ですな。
コチラは、アルバムに先行してリリースされた7インチレコードからB面を。
サーフロック感というか、ユーミン感というか、モータウン感というか。
梅雨の晴れ間に気持ちいい風を感じてくださいな。
02. 「2000トンの雨(2003 NEW VOCAL REMIX)」山下達郎
『SONORITE』
説明不要の雨の歌です。
タツローといえば、雨の歌。
この方、ほんとに雨の歌がおおいんですよねー。
コチラは2005年にリリースされたアルバム『SONORITE』から、
新録された「2000トンの雨」。
03. 「抱きしめたい(Live)」benzo
『特典CD -Deluxe Edition-(2013)』
90年代を代表する渋谷系?シティポップスサウンド?のバンド”benzo”の、
2013年に再発されたアルバム『Days』を買うとついてくる特典CDから。
カレら、北海道のバンドなんですよね。
北海道といえば、
“稲村一志と第一巻第百章”なんかもありますが、
わりとシティポップ感が強い土地なんでしょうねー。
コチラは、ライブバージョンですが、
クチャクチャいっているギターがたまらんです。
04. 「夜ノ会(Night bird)」GAGLE × Ovall
『GAGLE × Ovall』
仙台のヒップホップグループ”GAGLE”と、
“origami PRDUCTIONS”のインストジャズバンド”Ovall”がタッグを組んだ、
2012年にリリースしたファーストアルバムから。
残念ながら、2013年に”Ovall”は活動停止、、、中?なのかな??
2016年にリリースされた”矢野顕子”の曲には参加していたみたいだけれど。。。
こういうカッコイイバンドがすくなくなってしまうのは、
ホントに残念。
05. 「ついておいで」DUBSENSEMANIA
『ついておいで』
日本が世界に誇るダブバンド”DUBSENSEMANIA”が、
“ヤマタツ”サウンドをダブでカヴァー。
ユルーくてたまらんです。
この季節にピッタリだなーと。
06. 「ありあまる自由の中で」INO hidefumi
『NEW MORNING -新しい夜明け-』
フェンダーローズに愛された男、”INO hidefumi”氏のアルバムから、
陽気で自由な感じのインスト曲を。
“ビートルズ”っぽさも若干感じますが、途中のフェンダー感が、
もーたまらないです。
07. 「恋のタイミング」ナツ・サマー
『恋のタイミング EP』
ナツだ!サマーだ!!ナツ・サマーだ!!!ということで、
7月のアルバムリリースに先行してリリースしたEPから。
あいかわらずの歌謡レゲエなのですが、
ブギー感があっていいですな。
もうすぐソコまで来ているナツを感じて。
08. 「Summer Song Part 2 feat. Benny Sings」Small Circle of Friends
『Summer Song EP』
コチラも先日リリースされたばかりの”スモサ”こと”Small Circle of Friends”が、
昨年、リリースしたアルバム『Silence』から、
「Summer Song」にオランダの貴公子?いやグッドヴォイスこと、
“ベニー・シングス”をフィーチャー。
初夏の良い風を感じるナイスなグルーヴ。
09. 「Fading Echo」cro-magnon Feat. 七尾旅人
『joints』
バンド”cro-magnon”がさまざまなアーティストをフィーチャーした『joints』から。
コチラは”七尾旅人”をフィーチャー。
急なゲリラ豪雨が降る、まっ暗になった部屋で聴きたい、
カラダに聴き入れたい、
超メローマッドネス。
10. 「(THEY LONG TO BE)CLOSE TO YOU」BTB
『BACK TO BASIC ~俺とお前篇~』
“バート・バカラック”の名曲を、
日本が誇るトークボクサー”BTB”がカヴァー。
ミョーン、ピョーン感がかなり気持ちいいですな。
マッタリユッタリななスウェイビートも、
気持ちいいです。
11. 「時には昔の話を」All That Jazz
『ジブリ・ジャズ』
ジャズピアニストの”野上朝生”らが参加する企画ユニット”All That Jazz”。
カレらがジブリ作品のサウンドをジャズでカヴァーするという企画モノだけれど、
なかでも、”加藤登紀子”のこの曲のカヴァーは最&高です。
このすばらしいボーカルは、”COSMiC HOME”の”桑原由里子”。
12. 「Goody Goody」akiko
『Rockin’ Jivin’ Swingin’』
ジャズボーカリストの”akiko”が、
1936年のナムバーをカヴァー。
ビックバンドジャズのサウンドがアガります。
ちなみに意味は、「いい気味!」なんですよねー。
女にはいろいろあるなー、、、という曲でした。
6月といえば、ジューンブライド、、ですからね。
13. 「まっぴらロック」CRAZY KEN BAND
『まっぴらロック』
時間というものは、儚いモノですねー。。。
ヤダね!ったら、ヤダね〜。
というコトで、さ〜よ〜ぉ〜な〜ら〜。
※選曲は、基本的にCDやダウンロードなどで入手できるものを中心としておりますが、廃盤などにより手に入らない場合がございます。
あらかじめご了承ねがいます。
Photo by healthy (http://www.behance.net/healthy-groove)
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