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Movie Life : October 11, 2017 @ 18:24

MOVIE LIFE 155『アウトレイジ 最終章』


ダレかが言った、『いや~、映画ってホントいいものですね!』と──。

いまも世界中のヒトたちを魅了しつづけ、そして夢の世界へと誘う”銀幕の世界”。 この”MOVIE LIFE”では、無駄に映画好きであるワタクシが、コレから公開予定の映画を中心に、コメントと評価を交えながらご紹介していきます。

(評価は5段階、☆の数で示されます)



MOVIE LIFE 155『アウトレイジ 最終章(英題:OUTRAGE CODE)』



全員暴走



□ストーリー

関東の山王会と関西の花菱会の間で起きたし烈な権力闘争の後、大友は韓国に拠点をうつす。

カレは日本と韓国の裏社会で暗躍する実力者張会長の下にいたが、ある時、韓国に出張中の花菱会の”花田”が騒ぎを起こし、張会長の部下を殺害してしまう。

この事件を発端に、張会長と花菱会の関係は険悪になり──。






□オレ意見
評価:☆☆☆(満点は5個)

『アウトレイジ』3部作の最終章が公開!

2010年から7年経って、ついに完結した本作品。


ウーン、、、個人的には1、2でいいアジの役者を殺しすぎたのか、最終章ではいい感じのキャラが少なかったような。。。

もちろん”西田敏行”や”松重豊”、”塩見三省”、”白竜”のレギュラー濃ゆいキャラクター陣にくわえ、大森南朋、ピエール瀧、原田泰造などのいい感じの新キャラもよかったのはよかったのだけれどネ。

なかでも”西田敏行”かな、ベットリとしたアブラ感たっぷりのキャラが目立っていたのは。

“西田敏行”にぜんぶ喰われたと言っても過言ではないカモ。


殺し方にも、1ほどのコワさというか、恐ろしさというか、あの躍動感というか、追いつめられる感というか、、、そういう精神的なアレをあまり感じない。


物語的には、しっかりつくられているのでオモシロいコトはオモシロいんだけれど、ナニかもの足りなさを感じてしまったような。

なんとなくぼんやりとした息切れ感を感じてしまったのは、ワタクシだけだろうか。


いわゆるの『アウトレイジ』感(勝手な)が、5メモリほどアブラ少なめ、ニンニク抜きな今作。


まあ、そんな感じでちょっと残念感はありつつも、あの物語がどのように終末をむかえたのか、それを確認しに行くにはいいカモね。









2017年10月7日より全国ロードショー中!

『アウトレイジ 最終章』





監督・脚本:北野武

出演:ビートたけし/西田敏行/大森南朋/ピエール瀧/松重豊/大杉漣/塩見三省/白竜/名高達男/光石研/原田泰造/池内博之/岸部一徳 ほか


※R15+

配給:ワーナー・ブラザース映画/オフィス北野

オフィシャルサイト:http://outrage-movie.jp/



©2017「アウトレイジ 最終章」製作委員会


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